限定公開( 3 )
出典:https://www.shutterstock.com
皆さんは子どもに愛情を伝えられていると思いますか? 子ども達は自分達親の愛情を受け取っているという確信はありますか?
そんな質問を投げかけたとき、ふと不安になる方は少なくないでしょう。私達親は完璧ではありません。
時には感情に翻弄され、愛するわが子を怒鳴りつけたり、手をあげたりもします。怒られ、泣き疲れて寝てしまったわが子の寝顔を見つめて謝る光景は、おそらく昔から変わらないのではないでしょうか。
今回は子育て&ご機嫌妻アドバイザーの筆者が、子どもにしっかり伝わる愛情表現について考えてみます。
|
|
あの時、ただ抱っこしてあげたらよかった、もっと優しい言葉を選べばよかった、……などと後悔の念にかられることは、親になると少なくありません。いつでも真っ直ぐ子どもに向き合っていることは自信があるのに、後悔してしまうのはなぜなのでしょう。
それは、相手に深い愛情を持っているからに他なりません。
大好きで大事だからこそ、失敗が無いようにしたい。それは親なら誰もが願うことです。愛情が伝わっているのか不安になるのは、愛あればこそなのですね。
出典:https://www.shutterstock.com
ところで、今の親世代を育てた、祖父母世代は愛情表現が上手いとは、お世辞にも言えないように思います。彼らは口下手であり、スキンシップは外国人のものと思い込んでいる人も少なくありません。
|
|
それでも少なくとも筆者は、両親の愛情をしっかり受け止めてきました。
いつも仕事ばかりで理不尽に怒られもするけれど、休日は渋滞の中ハンドルを握り、旅行へ連れて行ってくれた父の愛。口うるさいけれど、いつでも家をキレイに整え、毎日ご飯を手作りしてくれた、母の愛。
不安になることが愛ゆえであることを自覚して、自分の愛に自信を持ってください。
そうすれば、“愛情をどんな風に伝えればいいのか”という不安は消えるはずです。自分という人間から自然に発露する、その人らしい愛情表現が、どんな人にもあるはずです。
また、筆者自身を振り返っても、子ども達によって愛情表現が異なります。
|
|
4番目の長男にはとにかくスキンシップの毎日ですが、もう10代の上2人にはもう少しアタマをひねります。時に厳しくもしますし、反発もされます。感情的になりケンカもします。
が、自分の愛に自信があれば、自然に仲直りへの行動を選択出来るし、彼女達も受け入れてくれるのだと思います。
ケンカしても、憎たらしい口をきかれても、美味しいお弁当を作りたい、笑顔でいて欲しい、人生を楽しんで欲しいと思うのは、彼女達が大好きで大切な存在だからです。
親の愛情は、いつでも自己満足なものなのかもしれません。人によって表現は様々で、そしてそれは子どもの欲しい愛情の形そのものであることは、とても稀です。
それでも、そこに確固たる愛がありさえすれば、子どもは受け取れる器を持っています。自分達がそうであったように。
子どもが自分の愛情を分かってくれないかもしれない……などと、彼らを信じられなくなっているとき。それはつまり、自分の持っている、子どもへの愛を信じていないということです。
または、自身が親から受けた愛情を理解出来ていない、ということなのかもしれません。
そんなときは、揺れ動く感情のその先に、何があるのかを静かに見つめてみてはいかがでしょうか。きっとわが子への深い愛情に気付けることと思います。
【画像】
※ Tomsickova Tatyana / Shutterstock
【関連記事】
※ 親子の心は連動する!? 「存在を否定された」子が起こす行動とは
※ 「一人っ子をワガママにしない」育児のコツ教えます!
※ 基本情報まるわかり♪赤ちゃんの月齢別ガイドが超便利!
※ もうすぐお出かけのシーズン到来!ハイクオリティベビーカー”PATTAN”と親子リンクコーデ[PR]
※ ドバっと抜ける髪… 産後より気になるママ達におすすめの抜け毛・白髪対策方法は?[PR]
※ 本当は秘密にしたい、葉山で過ごすスモールラグジュアリーな週末
※ お風呂タイムを活用してポッコリお腹を撃退しよう
【著者略歴】
※ mica・・・夫・姑・4人の子と共にシンガポール在住のご機嫌妻アドバイザー。著者ブログにて、記事の裏話を更新しています!執筆依頼はブログよりどうぞ。
|
|
|
|
Copyright(C) 2024 andmama.media All rights reserved. 記事・写真の無断転載を禁じます。
掲載情報の著作権は提供元企業に帰属します。
子どもの事故 旅先や帰省先注意(写真:時事通信社)7
「外見とプロフ写真が違う」「話がつまらない」…「2回目のデートはない」と感じる男性、女性の特徴1位は?(写真:まいどなニュース)17