愛しているのに「愛情表現が下手なママ」になる、その理由は?

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2017年04月24日 22:03  &Mama

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皆さんは子どもに愛情を伝えられていると思いますか? 子ども達は自分達親の愛情を受け取っているという確信はありますか?


そんな質問を投げかけたとき、ふと不安になる方は少なくないでしょう。私達親は完璧ではありません。


時には感情に翻弄され、愛するわが子を怒鳴りつけたり、手をあげたりもします。怒られ、泣き疲れて寝てしまったわが子の寝顔を見つめて謝る光景は、おそらく昔から変わらないのではないでしょうか。


今回は子育て&ご機嫌妻アドバイザーの筆者が、子どもにしっかり伝わる愛情表現について考えてみます。




「私の愛情が子どもに伝わってるのか不安」になる、その理由とは

あの時、ただ抱っこしてあげたらよかった、もっと優しい言葉を選べばよかった、……などと後悔の念にかられることは、親になると少なくありません。いつでも真っ直ぐ子どもに向き合っていることは自信があるのに、後悔してしまうのはなぜなのでしょう。


それは、相手に深い愛情を持っているからに他なりません。


大好きで大事だからこそ、失敗が無いようにしたい。それは親なら誰もが願うことです。愛情が伝わっているのか不安になるのは、愛あればこそなのですね。



愛情表現は十人十色

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ところで、今の親世代を育てた、祖父母世代は愛情表現が上手いとは、お世辞にも言えないように思います。彼らは口下手であり、スキンシップは外国人のものと思い込んでいる人も少なくありません。


それでも少なくとも筆者は、両親の愛情をしっかり受け止めてきました。


いつも仕事ばかりで理不尽に怒られもするけれど、休日は渋滞の中ハンドルを握り、旅行へ連れて行ってくれた父の愛。口うるさいけれど、いつでも家をキレイに整え、毎日ご飯を手作りしてくれた、母の愛。


不安になることが愛ゆえであることを自覚して、自分の愛に自信を持ってください。


そうすれば、“愛情をどんな風に伝えればいいのか”という不安は消えるはずです。自分という人間から自然に発露する、その人らしい愛情表現が、どんな人にもあるはずです。



子どもの器を信じられてる?

また、筆者自身を振り返っても、子ども達によって愛情表現が異なります。


4番目の長男にはとにかくスキンシップの毎日ですが、もう10代の上2人にはもう少しアタマをひねります。時に厳しくもしますし、反発もされます。感情的になりケンカもします。


が、自分の愛に自信があれば、自然に仲直りへの行動を選択出来るし、彼女達も受け入れてくれるのだと思います。


ケンカしても、憎たらしい口をきかれても、美味しいお弁当を作りたい、笑顔でいて欲しい、人生を楽しんで欲しいと思うのは、彼女達が大好きで大切な存在だからです。


親の愛情は、いつでも自己満足なものなのかもしれません。人によって表現は様々で、そしてそれは子どもの欲しい愛情の形そのものであることは、とても稀です。


それでも、そこに確固たる愛がありさえすれば、子どもは受け取れる器を持っています。自分達がそうであったように。


子どもが自分の愛情を分かってくれないかもしれない……などと、彼らを信じられなくなっているとき。それはつまり、自分の持っている、子どもへの愛を信じていないということです。


または、自身が親から受けた愛情を理解出来ていない、ということなのかもしれません。


そんなときは、揺れ動く感情のその先に、何があるのかを静かに見つめてみてはいかがでしょうか。きっとわが子への深い愛情に気付けることと思います。



【画像】


※ Tomsickova Tatyana / Shutterstock


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【著者略歴】


※ mica・・・夫・姑・4人の子と共にシンガポール在住のご機嫌妻アドバイザー。著者ブログにて、記事の裏話を更新しています!執筆依頼はブログよりどうぞ。


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