「やばい」「疲れた」言ってない? 一流アスリートが“マイナス言葉”を使わない理由

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2017年04月26日 23:00  citrus

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「やばい」という言葉があります。「具合が悪い」「不都合」を意味する形容動詞“やば”の形容詞化という説や、「夜這い」から「やばい」になったとか、「あやぶい」から来たとか、諸説があります。いずれにしても江戸時代からあるそうです。

この「やばい」は、今の若者にかかると、30種類もの意味を生み出す“魔法の言葉”になります。感情表現を何でも「やばい」で片づけてしまう傾向にあり、そのうちの半分以上はマイナス言葉でしょう。


■「あー、疲れた」と言えば、なおさら疲れる?

だるい、疲れた、嫌い、眠い、つまらない、できない、無理……。このようなマイナス言葉を使っていると、その状態に陥ります。疲れているときに、「あー、疲れた」と言えば、なおさら疲れてしまいます。つまらないと思ったときに、「本当につまらない」と言えば、ますますつまらなくなります。これが言葉(言霊)の力ですよね。

ということは、逆も同じです。プラス言葉を使っていれば、プラスの状況になるということです。「楽しいなあ」と言い続ければ、楽しい状況になります。「幸せだから笑うのではなく、笑うから幸せなのだ」と同じ効力が発揮されるのです。


■成功者は「マイナス言葉」を使わない

成功しているアスリートは、プラス言葉しか使いません。それも100%です。1%もマイナス言葉を使わないのです。「できる」としか言わないし、「優勝する」、「金メダルを獲る」、「世界記録を作る」です。なぜ1%もマイナス言葉を使わないかといえば、少しでも口にすればその状態になることを知っているからに他なりません。

我々はそこまではいかないかもしれません。壁にぶつかれば、「ダメだぁ」と弱気の虫が動き出します。人間の感情ですから当然です。こんなとき、無理にプラス言葉を口にすることはありません。ただマイナス言葉を口にしなければいいのです。そうすれば、ネガティブにならなくてすみます。


■成功へのエネルギーを得る方法

なぜこういう話をしたかというと、「怒りを味方につける」ためには、できるだけポジティブにいることが重要だからです。怒りはネガティブだし、マイナス言葉を使えば、怒りは増長し続けてしまいます。

たとえば、何かをする前(アスリートだったら試合や大会の前日や直前)に、モチベーションを上げる好きな歌を聞いたり、好きな本を読んだり、好きなビデオを見たりするのもポジティブになるためには非常に有効です。怒りを味方につければ、成功への力強いエネルギーになってくれるのは間違いありません。

 

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このニュースに関するつぶやき

  • マイク・タイソンは試合前にスタッフを集め、自分の中の恐怖心を吐き出した上でリングに向かったという。マイナスと敢えて向き合った上でそれでも物事に立ち向かうというのも、また力を生むのかも知れない
    • イイネ!11
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