ドルトムントが王者バイエルン撃破! 激闘制して4年連続のDFB杯決勝進出

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2017年04月27日 05:41  サッカーキング

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ゴールを喜ぶドルトムントの選手たち [写真]=Borussia Dortmund/Getty Images
DFBポカール準決勝が26日に行われ、バイエルンと日本代表MF香川真司所属のドルトムントが対戦した。

 昨シーズンの決勝と同カードとなった今回の一戦。連覇を狙うバイエルンはロベルト・レヴァンドフスキやアリエン・ロッベン、フランク・リベリーが先発に名を連ねた。一方、リベンジを狙うドルトムントはウスマン・デンベレやマルコ・ロイス、ピエール・エメリク・オーバメヤンが起用され、香川はベンチスタートとなった。

 最初にチャンスを作ったのはドルトムント。4分、左サイド高い位置に抜け出したラファエル・ゲレイロが左足ダイレクト折り返すと、ゴール前のオーバメヤンが右足ダイレクトで合わせたが、ゴール右へ逸れた。

 一方のバイエルンは13分、ペナルティエリア内左で受けたリベリーが左足で狙ったが、ここはGKに阻まれる。さらにこぼれ球をアルトゥーロ・ビダルが右足で狙ったが、枠を捉えることができなかった。

 その後はバイエルンが試合の主導権を握ったが、先制したのはドルトムントだった。19分、ハビ・マルティネスがGKへ下げたバックパスをゲレイロがカットし、そのままシュート。ここは右ポストに阻まれたが、こぼれ球をロイスが押し込んだ。



 しかし、痛恨の失点を喫したバイエルンだが、ハビ・マルティネスがミスを帳消しにする得点を奪う。28分、右CKにヘディングで合わせ、試合を振り出しに戻すことに成功した。さらに41分、左サイドでパスを受けたリベリーが中央へ折り返すと、マッツ・フンメルスが右足ダイレクトのシュートをゴール左下に流し込み、バイエルが前半のうちに逆転した。



 後半に入り63分、バイエルンは相手GKのパスミスを奪うと、最後はエリア内でフリーとなったロッベンが左足で狙ったが、DFに当たったボールが左ポストを叩き、絶好のチャンスを逃した。

 ピンチを凌いだドルトムントは69分、エリア内右でパスを受けたデンベレが右足で山なりのクロスを供給。ファーサイドのオーバメヤンが頭で押し込み、2−2の同点に追いついた。

 さらに74分、カウンターを仕掛けたドルトムントは、中央のロイスから左のゲレイロ、リターンを受けたロイスが今度はエリア内右のデンベレへパスを送る。これを受けたデンベレは鋭いキックフェイントでDFをかわし、左足でシュート。クロスバーをかすめたボールがネットを揺らし、ドルトムントが再び試合をひっくり返した。



 その後はバイエルンが同点ゴールを目指して攻め続けたが、最後までスコアは動かずタイムアップ。ドルトムントが3−2で昨シーズンの王者バイエルンを下し、2年連続となる決勝進出を果たした。なお、香川に出場機会は訪れなかった。

 ドルトムントは5月27日に行われる決勝で、日本代表MF長谷部誠所属のフランクフルトと対戦する。

【スコア】
バイエルン 2−3 ドルトムント

【得点者】
0−1 19分 マルコ・ロイス(ドルトムント)
1−1 28分 ハビ・マルティネス(バイエルン)
2−1 41分 マッツ・フンメルス(バイエルン)
2−2 69分 ピエール・エメリク・オーバメヤン(ドルトムント)
2−3 74分 ウスマン・デンベレ(ドルトムント)

このニュースに関するつぶやき

  • カルレットが今季限りで解任になる可能性が出てきたな。ただバイエルンらしくないが…そうなってもトラップ爺の時のようにすぐ再登板ありそうだけど
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