「百貨店にはない飲食を」三越伊勢丹トランジットがクリスピークリーム日本1号店跡地にカフェ出店

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2017年04月28日 11:34  Fashionsnap.com

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外観 Image by: FASHIONSNAP
三越伊勢丹ホールディングスとトランジットジェネラルオフィスが共同出資した合弁会社 三越伊勢丹トランジットが、プロモーションカフェ「新宿ボックス(SHINJUKU BOX)」を4月28日に出店する。昨年1月の設立以来初の店舗展開となり、「クリスピー・クリーム・ドーナツ(Krispy Kreme Doughnuts)」の日本1号店だった新宿サザンテラス店の跡地にオープン。開業前日に開かれた記者会見で同社の浅田徹 代表取締役会長が取材に応じ、「新宿ボックス」出店の狙いや今後の事業展開について説明した。

 「新宿ボックス」は様々な企業とのコラボレーションを期間限定で展開するプロモーションカフェで、3月末からプレオープンしている台湾発のかき氷「アイスモンスター(ICE MONSTER)」とチョコレートブランド「マックス ブレナー(MAX BRENNER)」のコラボレーションカフェに加えて、4月28日からレッグスの「うさまるカフェ」とLINEの「LINE FRIENDS STORE」が施設内に登場。旬のコンテンツ同士のコラボレーションならではの限定メニューや特別グッズをそろえ、集客を狙う。
 三越伊勢丹トランジットでは、三越伊勢丹ホールディングスが持つ顧客基盤と、トランジットジェネラルオフィスが得意とする企画力や運営力、そして流行を取り入れていく目利き力を融合することで独自性のあるコンテンツを展開し、それらを百貨店事業との回遊性を見込んだ"ハブ"にしていく狙いがある。ポイントとして「百貨店の館内では体験できない飲食サービス」を掲げ、新宿ボックスでは期間でコンテンツが入れ替わる「変化」を強みに、これまで取り込めていない新規客層の獲得を目指す。およそ3カ月ごとに内容を変更し、月々の売上として4,000万円〜5,000万円を目指す。コラボレーションする相手先は旬であることに加えて、上質な日本のコンテンツを軸に選定していくという。同社は新宿ボックスのほか、5月にはシドニー発のイタリアンダイニング「フラテリ パラディソ(Fratelli Paradiso)」を表参道ヒルズに出店する予定。初年度は新たに海外ブランドを日本に上陸させる計画で、飲食事業を拡大していく考えだ。
■SHINJUKU BOX(新宿ボックス)オープン日:2017年4月28日(金) ※プレオープン 3月31日(金)住所:東京都渋谷区代々木2-2-2 新宿サザンテラス内電話番号:03-3373-5300営業時間:11:00〜21:30(案件により変更あり)
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