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世界の先進国の育児事情は結構目にする機会もありますよね。アメリカ、フランス、スイスなど…ネットを開けば日本の子育てとの違いを丁寧に解説してくれる記事も多く目にします。
しかし未開の地、アマゾンの奥地ではどんな子育てが行われているのか、ご存じでしょうか?
本当に育児って大変ですよね。
近くに手伝ってくれる親類もおらず、しかも共働きで幼児2人を育てている……、といった状況の方など、母親にかかる負担は計り知れません。出産も命がけ、ホルモンバランスが崩れ切った体で睡眠不足と戦う日々……。嘆きたくもなります。
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筆者も初めての出産で「おい、こんなの聞いてない!」という激しい痛みを経験しました。参考に、陣痛をメモしたノートの写真を公開しちゃいますが、後半は汚い字が理性を失い踊り狂っています。よほど痛かったんでしょうね。
出典:https://itmama.jp/
しかし、これからご紹介するアマゾンの子育てを目の当たりにした筆者は、育児に対して、命の尊さについて考えさせられました。
アマゾン奥地で暮らす「ヤマノミ族」とは
そんな時、新米ママとして育児に奮闘していた際にふと鑑賞したNHKのドキュメンタリー『ヤノマミ~奥アマゾン 原初の森に生きる』によって、アマゾン奥地で暮らす“ヤマノミ族”の子育てを知る機会がありました。
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再放送も沢山されていたのでご覧になったことがある方も多いかもしれませんが、ヤマノミ族とは、アマゾンの最深部で1万年以上、独自の文化・風習を守り続けている部族です。
その子育て方法や暮らしは先進国で子供を1人実家の近くで産んだのに泣き言を言っていた筆者に、ガツンと衝撃を与えました。
出産直後に「小さな命の運命」を選ぶ母親たち
出産は森の中で女性たちだけで行い、出産をしているのも、ほんの少女。なかでも1番の衝撃は生まれてきた赤ちゃんを育てるのか、それとも“精霊として森に返す”かを幼い母親が決めなくてはなりません。
精霊として森に返すとは、その胎児を白蟻に食べさせるということ……。
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この衝撃をFacebookに投稿したところ、南米で現地の方と結婚し暮らす友人からは、
「彼らからしたら、日本のような先進国での暮らしが逆に悲劇。何が幸せで何が不幸かは全て相対的。彼らは、大地との繋がりを最優先に生きている。」
という意見が。
日本や先進国で暮らす友人からは「いいね! じゃ足りなくてコメントしてしまう。子育てって、何だろうと考えさせられる」など沢山の反応がありました。全員がそれぞれの価値観について思考する機会となったことを覚えています。
いかがでしたか?
育児には確かに辛い側面もありますが、世界にはたくさんの価値観・風習があり、私たちの生きる日本もその中の1つの価値観・風習でしかありません。
“子供を産み育てること”のシンプルな意味を考え直してみると、また新たな気持ちで育児と向き合えるのかもしれませんね。
【参考・画像】
※ 『ヤノマミ~奥アマゾン 原初の森に生きる~』(2010) – コロムビアミュージックエンタテインメント
※ VGstockstudio / shutterstock
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