嵐、5人が集うドラマを再び! 『VS嵐』櫻井翔の発言からデビュー20周年にむけて期待したこと

6

2017年04月29日 07:03  リアルサウンド

  • 限定公開( 6 )

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

リアルサウンド

 4月27日放送『VS嵐』(フジテレビ系)での櫻井翔の発言が、ファンの間で話題を呼んでいる。


(関連:嵐 大野智の歌唱力の高さはなぜ認知されないのか “アイドル”がもたらす印象をどう払拭する?


 それは、番組恒例のメンバーによるオープニングトークでのできごと。櫻井は現在放送中の月9ドラマ『貴族探偵』(フジテレビ系)に出演中の相葉に収録の様子について話を聞いていた。そのなかで、ふと「俺、あると思うんだよな。スペシャルドラマ『貴族探偵』×『謎解きはディナーのあとで』」と、2011年に櫻井が主演を務めた推理ドラマと『貴族探偵』のコラボレーションを提案したのだ。相葉も「あるよね」と相槌を打ち、櫻井が「ちょっとそわそわしてるよ」と冗談交じりに答えると、「じゃあ俺、貴族にチョコレート作りに行く」(松本潤『失恋ショコラティエ』2014年)、「じゃあ俺、密室とかあったら開けるよ」(大野智『鍵のかかった部屋』2012年)、「じゃあ家買うよ」(二宮和也『フリーター、家を買う。』2010年)と、自身が主演を務めた作品の内容を踏まえたコラボレーションを次々に提案。嵐らしさを感じる息のあったトークを展開した。


 これには番組を観ていたファンたちも歓喜。Twitter上には「マジでコラボして!」「フジテレビさんお願いします!」と実現を強く望む声が溢れた。『貴族探偵』とそれぞれのドラマのコラボレーションはもちろんのこと、全てのドラマが集結し、嵐の5人が久々に揃うドラマも楽しそうだ、と筆者もつい想像が膨らんだ。


 これまで嵐の5人が揃って出演したドラマは2本。1999年放送の『Vの嵐』と2010年放送の『最後の約束』(ともにフジテレビ系)だ。『Vの嵐』は、ワールドカップバレーボールのイメージキャラクターを務めていた嵐が大会に先駆け、男子バレーボール部を立ち上げるために奮闘する高校生役を初々しく演じた。それから約10年の時を経て放送された『最後の約束』では、巨大ビル占拠事件に居合わせた5人が協力しながらテロリストに立ち向かっていくという、絆をテーマにした本格サスペンスを熱演した。


 『Vの嵐』は嵐のデビュー、『最後の約束』はデビュー10周年を過ぎたタイミングで放送されたものだ。デビュー20周年を迎える2年後の2019年、再び5人で演じるドラマが放送されても不思議ではない。


 それぞれが主演級の活躍をみせる彼らが集い、一つのドラマを今作り出したらどんな作品が出来上がるのだろうか。もちろんその際には主題歌も嵐が担当してほしい。「ファイトソング」(シングル『Love so sweet』初回盤/2007年)のようにメンバー全員で作詞し、作曲は二宮が担当。さらに櫻井がラップ、MVの振り付けは大野、衣装は相葉、総合演出を松本……と、すでにコンサートなどでも発揮されているように、一つの楽曲にあらゆる角度から全員で関わることも、今の嵐であれば実現することができそうだ。それぞれの得意分野を個々で活かすだけでなく、グループにも貢献できる存在へ。今後の嵐のアーティスト活動の発展にも期待を寄せたい。(竹上尋子)


    ニュース設定