不振が続く下位打線で巨人・石川が存在感

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2017年04月29日 11:02  ベースボールキング

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3回巨人一死一塁、石川が左中間に2ランを放つ=神宮(C)KYODO NEWS IMAGES
クリーンナップの後を打つ下位打線に課題を抱えていた巨人だったが、28日のヤクルト戦に『7番・左翼』で出場した石川慎吾が3安打2打点の活躍をみせた。

 石川は初回二死走者なしで迎えた第1打席、二塁打を放ち出塁。続く4点リードの3回一死一塁の第2打席では、ヤクルト先発・石川雅規の変化球を巨人ファンが待つレフトスタンドに突き刺す、移籍後第1号となる2ランを放った。さらに、8回の第4打席ではレフト前ヒットを記録した。

 ニッポン放送ショウアップナイターで解説を務めた若松勉氏は試合後、「マギーの後の打者で打っているのが石川でしょ。石川のホームランは非常に大きいですよね。マギーの後を打つ打者がハマれば、今日みたいな点差になる」と分析する。

 若松氏が話したように、クリーンナップの後を打つ長野久義が打率.172、小林誠司が打率.136と開幕から極度の打撃不振に陥っていることもあり、下位打線で得点を挙げるケースが少なかった。その中で、7番で出場した石川の働きは非常に大きかったといえる。

 また、石川にとってはレギュラー取りのチャンス。FAで加入した陽岱鋼が故障、長野が打撃不振、ギャレットが外国人枠の問題と骨折、外野のレギュラーとして期待されていた選手たちの不振や故障が続く。下位打線を救うとともに、日本ハム時代に掴むことができなかった、レギュラーの座を手にすることができるか注目だ。

(提供=ニッポン放送ショウアップナイター)

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