「マスタード・チョコレート」挨拶で山田菜々、盛大なドッキリ回避にひと安心

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2017年04月29日 21:06  コミックナタリー

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「マスタード・チョコレート」初日舞台挨拶の様子。左から灯敦生、神永圭佑、太田基裕、山田菜々、染谷俊之、池田恵理、笹木彰人監督。 (c)映画「マスタード・チョコレート」製作委員会
冬川智子原作による実写映画「マスタード・チョコレート」が、本日4月29日に劇場公開された。

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東京・シネマート新宿では初日舞台挨拶が行われ、倫子役の山田菜々、矢口役の太田基裕、浅野役の染谷俊之、甲斐役の神永圭佑、美桜役の灯敦生、ゆかり役の池田恵理、笹木彰人監督が登壇。初日を迎えるまでドッキリなのではないかと不安だったという山田が、「騙されてたわけじゃないことがわかってうれしいです」と冗談交じりに挨拶すると、共演者たちは「まだわかんないですよ」「大阪で(ドッキリだって)知るかもしれない」と口にする。黒髪のカツラを着用して撮影について山田は、「最初は肩に髪が付くくらいの長さだったんですけど、監督が『もうちょっと短くしよう、もうちょっと短くしよう』って最終的には原作を忠実に再現する形になりました」とその仕上がりに自信を覗かせた。

予備校の教師という役柄を演じた太田は、「舞台ではアクの強いキャラクターを演じることが多くて。今回の役はどちらかというと自然体な感じだったので、逆に難しかったです」と振り返る。染谷は世捨て人と言われる予備校生・浅野について「僕も実際そういう部分があって。この前初めてBluetoothを知ったんですけど、『青い歯って何』と思って」と私生活でのエピソードを披露し笑いを誘った。印象に残ったシーンを問われた灯は「海のシーンですね。大雨が降って、セリフも変更になったりして」とコメント。池田は「撮影で使用した武蔵美が母の母校なんです」と明かし、「自分も武蔵美を目指そうと思っていた時期があったのでうれしかったです」と語った。

その後「マスタード・チョコレート」という2つの単語が含まれている作品のタイトルにちなみ、登壇者が好きなものの組み合わせをフリップで披露する。山田は「はな×はな」と書かれたフリップを見せ、「これは植物の花と人間の鼻のことです。好きってわけではないんですけど全然思いつかなくって(笑)。ダジャレにしてみました」と登壇者の意表を突く回答。続いて神永は「怖い先生orカントク×その奥さん」と答え、「映画の世界で言えば、怖い監督とかって奥様の前では意外とたじたじになったりして。それが面白いなって思っていました」と説明する。

太田は「僕は『パクチー×◯◯』です。最近だとパクチー餃子がめちゃめちゃおいしくて。最近一番興奮しました」と自らの“パクチー愛”を熱弁。「イチゴ×ゴーヤ」の組み合わせを提示した灯は、「ゴーヤチャンプルーに刻んだイチゴを入れるんですよ。あとこの組み合わせって『マスタード・チョコレート』と共通点があるんですよね。甘酸っぱさとほろ苦さ」とドヤ顔で述べると、周囲からは「それを言いたくてこれにしたんだろ」とツッコまれた。

最後に山田は「大切に撮影させていただきました。皆さんの心に残る作品になったらうれしいです」とファンにメッセージを送り、イベントは締めくくられた。

(c)映画「マスタード・チョコレート」製作委員会

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