山田大記所属のカールスルーエが5年ぶり3度目の3部降格…2部最下位が確定

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2017年04月29日 22:07  サッカーキング

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カールスルーエの3部降格が決まった [写真]=Bongarts/Getty Images
MF山田大記が所属するカールスルーエの3部降格が決まった。

 カールスルーエは29日に行われたブンデスリーガ2部第31節でカイザースラウテルンと対戦。勝利しても他チームの結果次第で降格が決まるという絶望的な状況のカールスルーエだが、開始わずか4分に先制点を許してしまう。左サイドからのクロスを、中央のカツペル・プシヴィウコに頭で合わされ、痛い失点を喫した。

 それでもカールスルーエは35分、ペナルティエリア前中央のFKでダヴィド・キンソンビが右足を振り抜き、ゴール左隅に決めて同点とする。しかし後半の66分にPKを献上。68分、キッカーのセバスティアン・ケルクが放ったシュートはGKがセーブしたものの、そのままこぼれ球を押し込まれ、勝ち越しを許した。

 反撃したいカールスルーエは79分、ベンチスタートだった山田をファビアン・レーゼと代えてピッチに送り出す。だが、87分にジャッケ・ズアに失点を喫して勝負あり。カールスルーエは1−3で敗れ、4連敗を含む8試合未勝利。3試合を残して17位との勝ち点差が「10」となり、最下位が確定し、5年ぶり3度目の降格が決まった。

 カールスルーエは2011−12シーズンに2部で16位に終わり、入れ替え戦で敗れて3部降格。それでも翌2012−13シーズンは3部で優勝し、1年での2部復帰を果たしていた。2014−15シーズンには3位で昇降格プレーオフに進出し、1部昇格にあと一歩のところまで迫ったが、ハンブルガーSVに敗れて6年ぶりの復帰は叶わなかった。

 今シーズンは開幕から6試合未勝利とスタートダッシュに失敗。その後も低迷が続いて2度の監督交代を敢行したが、建て直しはできず、第31節終了時でわずか4勝にとどまり、3試合を残して降格となった。

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