抱っこの「仕事量」、試算すると驚きの結果に!

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2017年05月02日 12:02  QLife(キューライフ)

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QLife(キューライフ)

産後は9割以上が体の負担を実感


画像はリリースより

 5月14日は「母の日」。プレゼントの定番といえばカーネーションですが、家事や育児、仕事にフル稼働のお母さんたちが本当に欲しいものは、疲れを癒す時間なのかもしれません。

 特に、子どもが小さいうちは抱っこやおんぶなど、育児は体力勝負ともいえます。パナソニック株式会社は、3歳までの子どもを育てる母親500人を対象に「育児と体への負担」を調査。その結果、9割以上が産後の体への負担を実感していました。おんぶしながら家事をしたり、子どもの目線に合わせてハイハイの姿勢になったりすることも多く、体のあちこちに負担がずっしりかかっているようです。

 1日あたりの抱っこの時間を調べると、45%の母親が「合計20分以上」と回答しました。さらに、前かがみの姿勢を20分以上している人は67%と多く、短時間でも辛い姿勢を長く続けていることがわかります。なかには、「下の子がまだ幼く、抱っこをする機会が多いので、上の子も甘えて2人抱っこは珍しくない。2人で20Kg近くあるのでいろいろな部位に負担がかかる(27歳)」と、抱っこで“筋トレ”ができそうな話も聞かれました。

負担になる動作、抱っこが断トツ

 数ある動作の中で、最も負担に感じるものを選んでもらうと、抱っこが57%と断トツでトップ。新生児のうちは楽でも、成長するにつれ腕にかかる負担は増すばかり。抱っこは腕だけでなく、子どもの体重を支える軸である腰にも相当な重量がかかる動作ともいえるでしょう。

 そこで、ムダサイエンティスト(雑学研究者)の平林純氏に、抱っこによってかかる体の負担を、物体を持ち上げる「仕事量」の比較で試算してもらいました。「1日あたり20分間抱っこしながら、赤ちゃんの体を2秒に1回10cm上下させながらあやす(持ち上げて受け止める)」場合の仕事量を累積すると、1日分で子どもを120m持ち上げる仕事量と同じという結果になりました。1か月分で富士山、3か月分でジェット機が飛ぶ高度1万mを超えるという驚きの結果となりました。

 このように、ママの体の仕事量は毎日積み重なると膨大になるものなのです。筋トレどころか、富士山まで子どもを“持ち上げる”ほどの力を使っているママ達。母の日は感謝の言葉と一緒に、体の疲れを癒すグッズなどを贈ってみてはいかがでしょうか。(菊地 香織)

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このニュースに関するつぶやき

  • 長時間の場合はパパが抱っこしてました(^^;しかし中3にもなって長女をいまだに度々抱っこすることになろうとは…寝ている処を寝室に運ぶのもしんどいものでござる(^^;
    • イイネ!2
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