東スポによると、お笑いトリオ『東京03』の豊本明長(41)との不倫騒動で、一躍「お騒がせ炎上女優」として注目された濱松恵(34)が、芸能人専門のAVメーカー『MUTEKI』から5000万円で出演オファーを受けながら、それを拒否していたことが関係者への取材でわかった……らしい。
不勉強で申し訳ないが(本当はさほど申し訳ないとも感じていないがw)、私はこのニュースに登場する「東京03」というお笑いトリオのことも、「豊本明長」なる芸人さんのことも、一躍注目されたそうな「濱松恵」なる炎上女優のことも、なに一つ知らなかった。辛うじて知っていた固有名詞は「MUTEKI」だけである。
なので、最初
「東京03」豊本明長と不倫騒動
濱松恵5000万円のAVオファー断った信念
という東スポ中面にあった見出しを見ても、正直まったくピンと来なかった。だが、ヒマにかまけてよくよく目を通してみたら……この濱松恵ってヒト、なかなかイイことを言っている。
豊本とのエロトークLINEが流出した際は赤裸々に夜の話をしたり、週刊誌ではシースルーのキャミソールから乳首が透けて見える衝撃のセミヌードを披露したり……と、「AV出演も時間の問題では?」なんて噂がギョーカイ内ではすでに囁かれていたのだそう。
「4月末にMUTEKIが濱松に出演オファーを出したんです。ギャラは5000万円。坂口(杏里)が3000万円といわれているから、破格のオファーですよ。(中略)でも、OKが出なかった。そのため、さらにギャラを上げるなど相当譲歩する条件を提示したそうですが、それでも首を縦に振らずに話は流れたんです」(業界関係者)
|
|
そして、濱松は、ネット上でも盛り上がりつつあった「AV出演」について5月9日、自身のブログで反応。
「動く裸は特定の人だけに」というタイトルのコラムで「グラビアでセミヌード撮るのと映像でやるのとじゃ、全然ジャンル違う」と前置きし、「動く裸は好意のある男だけに見せるもの!!だと思ってるから」とAV出演の噂を否定した。
濱松を知る芸能関係者も「本人はオファーがあったことを認めていたが、『1億円を積まれても出ない。おカネの問題じゃない』と言っていた」と明かす。
奔放な発言で何かとお騒がせな濱松だが、一方で「お金では動かない」という信念があるようだ。
じつにあっぱれな宣言ではないか。なにが素晴らしいって、判断基準が明確であるところが素晴らしい。もう少々詳細に述べれば、「動く裸は好意のある男だけに見せるもの!!」といった判断基準自体が素晴らしいわけではなく、「やる・やらない」の線引きを、位置をブラさず、しかも明文化できているのが素晴らしいのである。
もちろん、その線引きは人それぞれ。「スカ○ロはさすがにNG!」でも「ノースリーブで肩を見せるのは絶対にイヤ!」でも、なんだってかまわない。要は、みずからを律するため、わかりやすく翻訳し、設定したラインを超える仕事のオファーには、どんなに高く札束を積まれてもはねのける頑固さ、強靱な意志が重要なのだ。もし、AVまたは風俗の仕事をやってみようかな……などと密やかに心が揺れ動いている女性がこのコラムを読んでいるなら、デビューする前に濱松よろしく「やる・やらないの判断基準を自分のなかで明文化すること」だけは、ぜひとも忘れないでいてほしい。
ちなみに、私の判断基準、線引きは「ピンの全裸はOK、でもカラミはスチールでも動画でもNG」だったりする……。
|
|