「君が望むなら結婚してあげてもいいよ」彼氏の言葉に彼女号泣  匿名ブログが物議

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2017年05月19日 11:52  キャリコネニュース

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人生で経験する様々なイベントの中でも、結婚は特に重大なものだ。それだけに、パートナーとの考えに大きな相違を埋めておかないと、今後の2人の関係に暗い影を落とす可能性がある。

はてな匿名ダイアリーには5月16日、「『結婚したいならするよ?』と言ったら泣かれた」という投稿があり、物議を醸している。

投稿者は彼女と交際1年というサラリーマンの男性で、現在は同棲中だ。彼女は引っ越したばかりのため、職に就いていないが投稿者は収入に余裕があるため、彼女には「やりたい仕事があったらやればいいし、家事やってくれるなら別に働かなくても良い」と伝えている。

この流れではいよいよ結婚、という段階で彼女が泣き出した。一体何があったのか。

「結婚しても良い」じゃなくて「結婚したい」じゃないと嫌だ

投稿者は彼女のことが好きで、一生一緒にいたいと思っている。しかし、結婚したいかいうと、「どっちでもいい」のだという。投稿者は結婚という形式を重視せず、一緒にいられれば法律上の手続きはどうでもいい、という考えを持っているため、「結婚は彼女が望むのであればしよう」というスタンスだ。これを以前から結婚をほのめかしていた彼女に伝えたところ、泣きわめいたという。彼女は、こう主張する。

「『結婚しても良い』じゃなくて『結婚したい』じゃないと嫌だ。私は『結婚したい』なのにあなたが『結婚したい』じゃないという溝が凄く辛い」「『結婚』は家族になるという特別な事」

彼女は、結婚せずに一生一緒にいられるという投稿者の考えが理解できず、泣きながら投稿者を責め続けている。一方で投稿者にとっての結婚は「ただの国が決めた制度で、紙一枚出すだけという認識」であるため彼女の考えが理解できず、

「たぶん『気が変わった。結婚したくなった。結婚しよう』と言えば済む問題だとは思うのだけど、本当に結婚という制度どうでもいいんだよなぁ」

と投げやりだ。

「結婚に対して縛りが多すぎる」という声も

はてなブックマークでは様々な意見が寄せられたが、圧倒的に多かったのが、投稿者への非難の言葉だ。

「『君がそうしたいならする』てのは相手に実行の責任を全部丸投げすることなのを理解してんのかな。相手に選択権を与えてるつもりだろうがただの責任の放棄だ」

確かに、彼女がしたいから仕方なく結婚するという消極的な態度に、彼女にがっかりしただろう。大事なのことなのだから「結婚したい」という自発性が欲しいと思うのは当然だ。彼女からすれば、同棲しているのだから結婚するものだろう、という期待はあったはずだ。

投稿者のこうした態度から、「そのうち『子ども?産みたいなら産めば』って言いそう」と、今後の展開を予想する人もいた。婚姻届を出さない状態では事実婚のため、税制上の控除が受けられないなどの不利益を被ることにもなる。彼女の気持ちはわかる。

ここまで読むと「投稿者はひどい男だ!」と思えそうだが、「結婚に対して縛りが多すぎる」など、結婚に対する固定観念を疑うべきだ、と投稿者の意見に一定の理解を示す人もいる。

婚姻届を役所に提出して受理されれば、「結婚している」状態になる。投稿者はそのことに意味があるのではなく、彼女と一緒に生きることにこそ意味があると思っているが、彼女は違う。頑なに形に固執する彼女に対して「彼女は彼氏よりも結婚という形式が大切なのかと疑ってしまう」という否定的な意見もあった。

どのような結婚観を持つのもありだろうが、これから人生をともに生きる2人の間にここまで大きな価値観の違いがあるのはまずい。しっかりと話し合うことが必要ではないか。

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  • 結婚してあげなくていいよ。自分を安売りしたらあかん。
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