限定公開( 2 )
5月20日より、バンダイから『ドラゴンボール』(作:鳥山明/集英社)に登場したメカを立体化したプラモデルが発売される。鳥山明の画力の真骨頂ともいえるメカにスポットを当てた商品に、ファンたちは「これは絶対買うよね」「うわーこれ欲しい! 何度見ても鳥山のメカはたまらんな」と期待の声を寄せている。
商品名は『メカコレクション ドラゴンボール』。全7種類で、ラインナップは「ブルマのカプセルNo.9バイク」「牛魔王の車」「ランチの一輪バイク」「孫悟空のジェットバギー」「ヤムチャのマイティマウス号」「ウーロンのロードバギー」「亀仙人のワゴン車」。いずれも原作初期に登場した、ファンならどれも強く印象に残っているものばかりだろう。
価格は702円(税込み)で、サイズは手のひらサイズとのこと。しかし、ミニサイズながら公開された画像を見る限りメカの内部構造まで細かく造形されており、開発者の熱意を感じる仕上がりとなっている。こんな商品が発売されるのは鳥山のメカ描写に関係しているのかも。
鳥山はメカを描く際に内部構造まで考え、構造的におかしくないかまでを注意しているのはファン内で有名。ちなみに『ドラゴンクエスト』シリーズなどでキャラクターデザインをするときも同様で、7月29日発売予定のPS 4・ニンテンドー3DS用「『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて』(スクウェア・エニックス)の主人公をデザインした際には、鳥山が書き上げたデザインに対し開発側が「フードをつけてほしい」と要望を出すと、鳥山は「フードをつけると、剣の位置も腰になり、鞘のベルトのたすき掛けもなくなって、勇者らしさが薄れる感じになりますが、それでもいいでしょうか」と返したという。結局フードは付け足されなかった。
こういった逸話には「アーティストでなくデザイナーとして理詰めでデザインしてコミュニケーションしてるな」「見た目だけでなく実際にどう使われるか構造をしっかり考えているのがスゴイ。プラモ好きらしいけどその辺と繋がってそう」「鳥山明のメカはちゃんと内部構造があるのを感じさせるメカで、それでいてオリジナルだから物凄い」と称賛の声が。
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今回発売される『メカコレクション ドラゴンボール』では、そんな鳥山明のこだわりを360度あらゆる角度から楽しめそう。ファンならこれを逃す手はない?
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