『キンプリ』完成披露試写会で菱田正和監督が裏話連発! 山寺宏一出演は周囲の“忖度”の影響だった!?

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2017年05月19日 20:12  おたぽる

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おたぽる

『KING OF PRISM by PrettyRhythm』公式Twitter(@kinpri_PR)より

 昨年1月、我々の前に姿を現した『キンプリ』こと劇場アニメ『KING OF PRISM by PrettyRhythm』。公開開始時の上映館数はわずか14館。2週目の土日終了時点の興行収入は約3,000万円程度と見られ、上映が終了しかける寸前の状態から、“プリズムエリート”と呼ばれるファンたちの厚い支持を受け、コスプレや声援も可能な応援上映が話題になったこともあり、1年を超える奇跡のロングランに。最終的な興行収入は8億円を突破するという伝説を残した。



 そんな『キンプリ』の新作映画『KING OF PRISM -PRIDE the HERO-』(6月10日公開)の完成披露試写会が今月17日、新宿バルト9で開催された。新宿バルト9といえば前作の基幹上映館であり、度々イベントも行われた『キンプリ』ファンにとっての聖地だが、イベントは “プリズムエリート”たち必聴ものの内容だったようだ。抽選で当たったというラッキーな20代女性がその様子を興奮気味に語った。



「この日、開始時間になったらすぐ上映が始まると思っていたんですけど、上映前にサプライズで菱田正和監督さん、一条シン役の寺島惇太さん、大和アレクサンダー役の武内駿輔さんが登壇したんです。新作を引っさげてバルト9へ“凱旋”する姿に、ほかの方々ももうすごい拍手と歓声で、思わず胸が熱くなって泣きそうになってしまいました。



 菱田監督がフィルムができあがったのが前日の16日だったと語ると、客席からは『おめでとう!』と声があがったりして、“応援舞台挨拶”のようになっていました(笑)。『最後は修羅場。いやもう大変でした』と制作状況についても振り返っていましたけど、やはり相当なプレッシャーもあったみたいです。ただ、劇場内では“修羅場ウチワ”を振っている人もいて、ファンはそんな状況も楽しんでいました(笑)」



 この舞台挨拶では太刀花菊右衛門役に山寺宏一、十王院百次郎役に堀内賢雄、真田常務役に遊佐浩二、田中会長役に三宅健太、MCタック役に千葉進歩が新キャストとして起用されていることも発表されたが、とくに山寺の起用には、とある“忖度”も働いたのだとか。



「菱田監督が以前手掛けたTVアニメの『ヤッターマン』に、山寺さんも出演されていて、そういった縁から菱田監督さんから山寺さんに出演をオファーしたのかなと思っていましたが、実はそういったわけではなくて、周囲の方が忖度して、山寺さんを起用されたそうです。ただ、山寺さんは菱田監督の新人時代を知っている方らしくて『緊張しかなくて』と、ちょっとやりづらかったみたいですけど」(前出の20代女性)



 ちなみに、菱田監督は制作現場が修羅場になった理由を垣間見せていたそうで……。



「制作途中まで、尺が大幅にオーバーしていたらしくて、『決められた尺に収まらない感じがハンパじゃなかった』『無理やりカリカリに編集して』と削りに削りまくったそうですが、それでも菱田監督は『欠けることなく突っ込みました』と充実感を漂わせていました。



 その作品の中身については『観ている速度と理解する速度だと、理解する速度が遅くなっていって』とコメントしてました。さらにラスト周辺は『トランス状態になれるんじゃないかな』と。100回観ても耐えられる作りに仕上げたということで、もう期待感しかないですよね(笑)」(前出の20代女性)



 公開まで残り約3週間となった『KING OF PRISM -PRIDE the HERO-』。どんなプリズムの煌めきを見せてくれるのだろうか。


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