レアル・マドリードは23日、フラメンゴに所属するU−17ブラジル代表MFヴィニシウス・ジュニオールについて、2018年7月からの移籍加入で合意に達したと発表した。
ヴィニシウス・ジュニオールは2000年生まれの16歳。すでにフラメンゴとプロ契約を結び、今月13日にデビューを果たした。レアル・マドリードは同選手について「U−17ブラジル代表として参加し、優勝を成し遂げたU−17南米選手権でスターになった。その若さにもかかわらず、すでにフラメンゴのトップチームの一員となり、ブラジルリーグデビューも果たしている」と紹介。プレースタイルについては「テクニック、スピード、突破力と高い得点能力を兼ね備えている」と伝えている。
今回の発表によると、レアル・マドリードとフラメンゴは2018年7月からの移籍で合意に達したという。ヴィニシウス・ジュニオールは2019年7月までフラメンゴでプレーする予定。ただ、両クラブが同意した場合は、より早いタイミングでプレーの場をレアル・マドリードに移すこととなる。
ブラジルメディアから「宝石」や「新たなネイマール」などと称されて期待を寄せられ、ヨーロッパ各国のビッグクラブが熱視線を送っていたヴィニシウス・ジュニオール。5年ぶりにリーガ・エスパニョーラ制覇を果たし、史上初のチャンピオンズリーグ連覇に王手をかけているレアル・マドリードが、新たな逸材の獲得に成功した。