若手写真家 小林健太が個展「自動車昆虫論/美とはなにか」を開催

0

2017年05月25日 14:04  Fashionsnap.com

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

Fashionsnap.com

Hello_1, #9square #smudge, 2017, archival pigment print, 500 x 500 mm
若手写真家の小林健太が、個展「自動車昆虫論/美とはなにか」をG/P galleryで開催する。会期は6月3日から8月12日まで。

 小林健太は1992年神奈川県生まれで、「渋家(シブハウス)」出身。写真を「真(まこと)を写すとはなにか」という問いとして捉え、活動拠点である東京の街並みや親しい友人の姿などありふれた日常を撮影した写真をフォトショップで加工編集し、写真またはビデオ作品として発表している。昨年に同ギャラリーで初の個展「#photo」を開催して以来、フォンダツィオーネ・プラダでのグループ展「GIVE ME YESTERDAY」や国際フォトフェスティバル「FORMOT」に参加し、高評価を得た。また、デザイナー中里周子やPsychic VR Labと展覧会「ISLAND IS ISLANDS」を企画するなど、同世代のアーティストやクリエーターとともにさまざまな展示を行っている。
 タイトルの「自動車昆虫論」は画像データの基盤であるグリッド構造に興味を覚えた小林が作った造語。昆虫が群をなして知性を獲得し、交通網のようなネットワークを構築して活動していくように、この社会で営む人間たちを「自動車昆虫」に例えたという。会場ではフォトショップの指先ツールで編集加工した「#smudge」シリーズの写真プリントとビデオ作品をはじめ、床に焼いた正方形のタイルを並べたインスタレーションなど身体に直接的な経験を促す意欲的な新作を発表する予定。
【インタビュー】若き写真家の肖像 -小林健太-
■小林健太「自動車昆虫論/美とはなにか」会期:2017年6月3日(土)〜8月12日(土)時間:12:00-20:00(最終日は 17:00まで)場所:G/P gallery住所:東京都渋谷区恵比寿1-18-4 NADiff A/P/A/R/T 2F
    ニュース設定