24時間「怒らない日」をつくれば、人生が変わる?

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2017年05月26日 19:00  citrus

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そうそう人生が変わることはありません。しかし、ひょっとしたらこれで人生が変わるかも、と思う瞬間があります。その瞬間を味わってもらうため、ひとつのテク二ックをご紹介したいと思います。私が著した「怒りを味方につける9つの習慣」のひとつ、「24時間アクトカーム」です。

 

アクトとは“行為”、カームとは“穏やか”で、これはつまり24時間、丸々一日、怒らない日をつくってみようというものです。

 

ある本を読んだとき、「24時間怒らない日をつくると人生が変わる」と書いてありました。「よし、やってやろうじゃないの」とチャレンジした私。我慢に我慢を重ね、何とか丸々一日怒らない日をつくると、確かに人生が変わりました。自分でも怒りをコントロールできるんだという実感を初めてつかむことができたのです。この実感、手応えをみなさんにもぜひつかんでもらいたいのです。

 

実は、これにはコツがあります。もともと怒るなといっても、怒り自体が感情のひとつなので無理な話です。イライラするなといっても難しいでしょう。

 

コツというのは、こういうことです。たとえ頭に来ても、表情に出さないことです。出さなければ人は怒っているとは認めません。また、言葉にしないことです。言葉にしなければ伝わりません。そして、机を叩いたり、椅子を蹴ったりする行動(行為)をとらないこと。表情に出さない、言葉にしない、行動(行為)をとらないという3つを守れば、怒ったうちに入らないのです。

 

そうすることによって、「24時間アクトカーム」のハードルが下がり、やりやすくなったのではないでしょうか。

 

ただ、ひとつだけ条件があります。この「24時間アクトカーム」は、忙しくて時間の余裕がないときにやるからこそ、効果的であり、意味があります。休みなどのヒマなときにやっても意味はありません。

 

「怒りを味方にする」この考え方は、決して怒りを否定しているわけではありません。怒りを敵に回すのではなく、寄り添うことによって、味方にすることができ、コントロールすることが可能になるのです。

 

どうですか。人生を変えたいと思ったとき、チャレンジする価値はあると思いますよ。ぜひとも、この先訪れる“目が回りそうな忙しい日”にトライしてみてください。

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