ペットの亀を電子レンジに　虐待死させた少女とその母に批判殺到（米）

ペットのモルモットを電子レンジに入れたブラジルの16歳少女が批判を浴びたばかりだが、またしても同じような事件が発生した。ペットの亀を電子レンジに入れて死なせた10代に、世間の怒りは収まらないようだ。英『Metro』など複数メディアが伝えている。

可愛がるべきはずのペットを電子レンジに入れるという発想は明らかに常軌を逸している。このたび米ボストンのドーチェスターにて15歳とみられる少女、ジョナシア・シンプソンは「退屈だったから」というあり得ない理由で亀を虐待し、世間から怒りを買っている。

ジョナシアは5月17日頃、家族で飼っていたペットの緑亀をボウルに入れ、電子レンジに入れる前後の写真をツイッターに投稿した。加熱前には「亀を電子レンジに入れます」というメッセージをつけてツイート、そして加熱後は無残にも死んだ亀の写真を公開したのである。ジョナシアのツイッターアカウントには、怒りの声や批判コメントが殺到した。

この批判は、ジョナシアの母であるシャニタ・ブロッカーにも寄せられた。しかしシャニタは娘への批判を真摯に受け止めるどころか世間の怒りを一笑に付したため、さらに人々の怒りに火をつけた。

『change.org』では現在、「娘がペットを虐待死させたということ、そして母親がそれを容認したということだけでなく、この2人は一緒になって動物の命をないがしろにした。純粋で無力な動物を二度と傷つけたり殺したりしないように、この2人には懲役もしくは罰金といった法の裁きを受けるべきだ」としてジョナシアとシャニタの罪を問うオンライン署名運動が行われている。

またしても酷い虐待により命を奪われた動物のニュースに、世間からは「心が折れる」「どうやってこんな残酷なことができるの」「残酷なことをするだけじゃなく、わざわざ写真を投稿するっていうのが信じられない」「お前も地獄で燃えろ」「絶対に罰せられるべき」といった声があがっている。なお、ジョナシアのツイッターアカウントはその後、削除されたようだ。

出典：http://metro.co.uk
（TechinsightJapan編集部　エリス鈴子）