ヒロコレッジの浴衣70種の限定店オープン「円＝縁」の願いを込めた新作も

アーティスト高橋理子が手掛ける「ヒロコレッジ（HIROCOLEDGE）」が、東京ミッドタウンのガレリアB1に浴衣のポップアップストアを出店する。今年の新作を含めてこれまで10年にわたって制作してきた約70種をそろえ、性別を問わず楽しめる浴衣を提案する。

　ポップアップストアは5月30日から6月25日まで。伝統染色技法の注染浴衣は多彩な色柄で約50種（4万円、5万5千円、6万円）、じゅばんと共に夏着物としても着用できインクジェットによるインパクトのある柄が特徴の綿麻浴衣は約20種（12万円／いずれも仕立て代込み、税別）を用意し、一部を除き反物から仕立てるオーダーメイドで展開。博多織の帯や、会津桐の下駄など、伝統工芸の技術による様々な製品や、グラフィカルな注染手ぬぐい、ストールなども販売する。
　高橋理子は、円と直線で構成された幾何学柄を特色とするデザインで独自の活動を広げ、昨年12月で10周年を迎えた。新作は、これまでになく有機的で動きのある図柄が特徴。花弁のように円が連なる華やかなモチーフで、円を「縁」と捉えて人や物事との縁が幾重にも広がり、そこから生まれた幸せが繰り返し訪れていつまでも続くように、という願いが込められているという。浴衣は愛知県知多で織られた晒を大阪府堺市の注染工場で染めている。新しい図柄は今年、着物や小物にも広げていく。
■HIROCOLEDGE YUKATA POP UP STORE　期間：2017年5月30日〜6月25日　場所：東京ミッドタウン ガレリアB1　時間：11:00〜21:00
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