錦織圭、モノマネ芸人・しまぞうZに神対応!モノマネが公認・非公認かという大問題

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2017年06月05日 15:00  citrus

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1月16日から開催されている4大大会の一つ、全豪オープンに出場中のプロテニスプレイヤー錦織圭(27=日清食品)が昨年暮れ、みずからのモノマネを売りにしているお笑い芸人・しまぞうZ(38)と初対面。怒るどころかモノマネの“公認”を与える“神対応”を見せたことが、東スポの報道によってわかった。

 

7年前から錦織のモノマネをしていたしまぞうZは、昨年12月に知人を介してようやく錦織本人と会う機会に恵まれる。「やりすぎている面もあるので、怒られることを覚悟してお会いしました」と恐る恐る初対面に臨んだしまぞうZだが、実際に顔を合わせると錦織はにこやかな表情で「いつも見てますよ!」と一声。その場では緊張してあまりしゃべれなかったが、その後テニス関連のトークショーに出演したとき、一緒になった松井俊英選手から「錦織に聞いたら『(モノマネを)どんどんやってください』と言ってました」と伝え聞き、晴れて本人からモノマネの“公認”を得た格好となった。さらには、2月11日に開かれる、みずからの結婚式の招待状を錦織に渡した際、「行けたら行きます」とまで答えてくれた。

 

……のだそう。モノマネ芸人にとって「真似る対象者から“公認”を得られるか得られないか」は、かなり大きな分岐点であるらしい。しまぞうZも東スポの取材に対し、

 

「とにかく錦織選手のファンが受け入れてくれるようになった。ファンの方は、前は『錦織選手はそんなんじゃない!』と感じて見ていたと思うけど、ネタの冒頭で本人と会って話したことを言うようにしたら、モノマネもウケるようになった。ファンの方もおそらく、安心して見られるようになったんだと思います」

 

と、その効果を語っている。錦織自身が微笑ましく感じてくれているのが“後ろ盾”となったことで、さぞかし芸にもキレが増したに違いない。

 

では、ここでモノマネ芸人の「(“本物”による)公認・非公認」の実状について、ざっと挙げてみよう。

 

【公認】

・前田敦子←キンタロー。

・板野友美←ざわちん

・宇多田ヒカル←ミラクルヒカル

・hyde←青木隆治(本人が衣装を貸したり、コンサートに呼んだりとお気に入り)

 

【非公認】

・織田裕二←山本高広(「僕は笑えない。見ていると(山本がこのまま食べていけるのか)心配になっちゃいますよ」と本人がコメント?)

・藤原竜也←Gタカシ(「自分はこんな風に見えているのか」「バカにしている。どういうつもりでやっているのか」などの思いが本人にめぐった…との噂)

・市原隼人←花香よしあき(「役者を馬鹿にしてなめているとしか思えない」と本人がブログで激怒。その後は和解?)

・矢沢永吉←石山流大(「オレで商売するな!」と本人がブチ切れ。その後、裁判沙汰にまでなったようだが、矢沢側の勝訴)

 

【黙認?】

・イチロー←ニッチロー

……その他大勢

 

原則としてモノマネとは、“本物”をより“笑える”の方向へと極端にデフォルメする芸ゆえ、マネられた本人からすれば面白かろうはずもなく、しかも一銭の得にもならないのだから、そこに怒りの感情しか湧かないのは充分に理解できる。しかし、たとえば今回みたいに、錦織クラスの世界的なアスリートが、一種の“有名税”をポンと支払うさまを比喩的に表した「モノマネ芸人への“公認”のお墨付き」は、我々市井の人間からすれば……やはり「とてもいい話」と目に映ってしまうのだ。いいじゃないですか、モノマネされるくらいアナタは個性的なんだし、有名なんだから……。

 

もし、私に息子がいたなら、錦織のような大らかな性格の、あと願わくば錦織並みにいっぱい稼いでくださる(笑)人間に育てたい!

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