憂鬱な月曜日にシャキッと出勤できる方法

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2017年06月13日 11:00  citrus

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月曜日の朝はだるくて起きるのがつらいこと、ありますよね。特に、雨が降ったりしていると、「もう、朝〜〜〜?? だるい。しんどい。ふらふらする。会社に行きたくないーーー!!」って気分になるものです。でも、仕事は待ってくれないし……。

 

今回は、体をひきずるようにして目覚める月曜の朝の悩みを軽くして、体を整える方法をお話しします。

 

そもそも、なぜ、月曜日の朝は、水曜日や木曜日の朝より元気に起きることができないのでしょうか? それは、医学的には週末の土曜日や日曜日に、普段と違うペースの生活を送るからだと考えられています。

 

月曜日に朝がつらい、あなた。つい休日の朝に寝だめをして起床時間が遅くなり、朝ごはんを抜いていませんか? 昼間ごろごろして昼寝をして、体を動かさないままパジャマで一日過ごしたりしていませんか?

 

まず、朝寝することは朝ご飯を抜くことになり、前日食べた食事から普段より長時間飲食しないことになります。すなわち、糖質や水分が補給されない低血糖の時間が長引きます。すると糖分を栄養としている脳はエネルギー不足を感じ、やる気が出ない、ボーっとする目覚めの原因となってしまいます。

 

次に、週末ダラ〜っとすごしている時間、あなたが休息していると思っている時間に、あなたの頭は何を考えているでしょうか? たいてい人は、暇だと良い考えを思い浮かべません。下手の考え休むに似たり、というわけです。

 

 

不安が掻き立てられると交感神経が緊張し、血管や筋肉が収縮して血の巡りが悪くなり、疲れがさらに取れなくなります。医学的にストレス解消とは、日ごろストレス問題を考え続けている脳に別の視点を与え、いったん自分がとらわれている目先の問題から一度、脳の気をそらせることです。

  

すると脳は、新たな神経ネットワークを構築するきっかけを与えられます。ボーっとしながら必要以上にストレス問題を大きくする余計な考えを中断させ、不安を駆り立てる思考パターンをやめさせるきっかけとなります。

 

休日にボーっとすごすことは、ストレス解消になりません。それどころか、自分で新たな問題や不安を作り出すきっかけです。自分で次のストレスを作り出していることに気づきましょう。

 

憂鬱な月曜日にシャキッと出勤するためにはどうすればいいか? もう、お分かりですね。一つは、朝、寝ダメをせず、ちゃんと朝食をとるようにすること。そして、日ごろ忙しくてできない趣味に没頭して気分転換を図り、脳に新たな刺激を与えることです。スポーツ、散歩、絵を描く、編み物をする。あなたがやってみたいことなら、何でもかまいません。

 

ここで最も大切なことは、あなた自身が本当にやってみたいことをやってみる、ということです。脳に、ガッツリ集中させるきっかけなら、何でもかまいません。特に運動は、脳神経の成長因子を分泌させて脳のネットワークを新たに構築するきっかけを作るので、ストレス解消の積極的方法です。

 

週末には本当の意味でのリフレッシュをして、いきいきと月曜の朝を迎える準備を整えましょう。ぜひ、お試しください。

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