花粉には高菜…!? 春の悩みが軽くなる「旬食材」7つ

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2017年06月19日 12:00  citrus

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春ははじまりの季節、出会いの季節ですね。新しい職場やクラスなど、新しい環境に身をおく人も多いと思います。過ごしやすい季節でもありますが、季節の変わり目で体調を壊したり、慣れない環境や人間関係に、ストレスを感じたりしている人もいることでしょう。また、近年は花粉症に悩まされている人も増えていますね。健康で楽しい春の毎日を過ごせるように、この時期にありがちな症状の改善に役立ちそうな食材を7つ紹介します。美味しく食べて、毎日楽しく元気に暮らしましょう。

 

1、ひじき
ストレス、イライラを感じるときは、カルシウムやマグネシウムを多く含む食材を食べると解消につながります。カルシウムには、神経の興奮をおさえてくれる働きがあり、マグネシウムはカルシウムの吸収を助けるので、必ず一緒に摂りたい栄養素です。ひじきには両方がたくさん含まれています。春に出回る国産品をぜひ食べてみてください。


2、春キャベツ
胃や十二指腸を健康に保つ働きのあるビタミンが含まれ、潰瘍で傷ついた粘膜を修復してくれるともいわれています。揚げ物にキャベツの千切りが添えられるのも納得しますね。カルシウムも含まれておりイライラの解消や精神を安定させる働きも期待できます。土地の気候により収穫時期が異なり、春キャベツを春玉、冬キャベツを寒玉ともいいます。


3、新玉ねぎ
周りに気を遣って過ごしていると、家に帰ったとたん、ぐったり疲れがでることもありますよね。玉ねぎは滋養強壮、疲労回復、また塩分の排出を促す働きもあるといわれています。ビタミンを多く含み、硫化アリルによる血液サラサラ効果にも注目が集まっています。春の新玉ねぎは甘みもあり、その美味しさにも癒されます。


4、新じゃがいも
加熱処理をしても壊れにくいビタミンCがたっぷり含まれているので、美肌効果が期待できます。夏を迎える前に無理なダイエットに励む人もいますが、過剰な糖質制限は危険です。五月病などで無気力にならないためにも、炭水化物はしっかり摂りましょう。炭水化物は幸せホルモンといわれるセロトニンの濃度もあげてくれるといわれています。


5、あさり
ビタミンB12や鉄分が含まれ、貧血の改善に役立つとされています。また、ビタミンB2やタウリンも含まれているので、肝機能を正常に保つ働きも期待できます。低カロリーで良質なたんぱく質でもあり、栄養抜群の身近な食材ですね。貧血気味の人、歓送迎会でお酒を飲み過ぎていると感じている人などは積極的に摂りましょう。


6、鰆
鰆をはじめ白身魚は腸に優しく健胃効果も期待できます。また、鰆は魚類の中ではカリウムを多く含みます。カリウムは摂りすぎた塩分や水分を体外に排出する作用があり、忙しく外食が増える季節の塩分過多や、むくみなどからも体を助けてくれます。春を告げる魚、春に脂がのって美味しいとされていますが、産地によって旬の時期、漁期は様々です。


7、高菜
多くの方が悩まされている花粉症。待ちに待った春なのに、目や鼻がムズムズして外出するのを控えたい気持ちになりますね。体質を改善し、少しでも症状が軽くなる方法を考えたいものです。近年、乳酸菌が効果的だといわれています。乳酸菌を多く含む食材に漬物・ヨーグルトなどがあります。高菜漬けにも乳酸菌がたくさん含まれています。
 


【関連書籍】
『かんたん!美味しい! 旬の食材で作る養生レシピ』(マガジンランド)
 


 


 

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