最悪の事態を避けるために逃げる!「タイムアウト」という効果的なテクニック

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2017年06月21日 21:00  citrus

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たとえば、バレーボール。試合中に劣勢の時、「タイム」をかけることより気持ちが切り替えられ、劣勢を跳ね除けて攻勢に転じることが度々あります。今回、取り上げるテクニックは、このバレーボールの「タイム」に近い意味合いを持つ「タイムアウト」というものです。即効性のあるテクニックのひとつといわれています。

 

意見が白熱し、このままでは相手の胸ぐらをつかんでしまいそうな会議室から、または、奥さん(旦那さん)と言い合いをして、このままでは手を上げてしまいそうなリビングから“逃げる”ことは、悪い事ではありません。最悪な事態を避けるためには、むしろ“逃げた”方が賢明でしょう。しかし、ただ単に“逃げる”ことが「タイムアウト」という訳ではありません。それではテクニックにはならないからです。

 

「タイムアウト」には、いくつかの条件があります。まず、その場から離れるとき、相手にどのくらいで戻ってくるかを告げなければいけません。「10分で戻ってくるから、時間をくれないか」、「1時間、外で頭を冷やしてくるよ」などと戻ってくるまでの時間を言って、離れるのです。冷静さを取り戻せられそうな時間を告げることがミソになります。

 

次の条件は、「タイムアウト」を宣言して、その場を離れてから、やってはいけないことがあることです。それは、激しい運動、飲酒、運転です。激しい運動はもちろん、アルコールを飲むことも、車を運転することも、テンションを上げ、怒りを増幅させてしまうから厳禁なのです。

 

では、何がいいのか。これは3つ目の条件ですが、ストレッチやヨガ、有酸素運動となる散歩など、リラックスできるものをすることです。怒りを軽減させ、落ち着いて、気持ちを切り替えることが目的ですから、自分独自の方法があれば、それをやることに越したことはないでしょう。

 

このテクニックも利用価値は絶大です。「このままでは……」と心に黄色信号が灯ったとき、その場から離れる「タイムアウト」を使ってください。冷静になって戻ってきたら、相手よりもいいアイデアが浮かんだり、相手より上に立てる確率がグンと高まります。

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  • 【会議】や【議論】ならまだしも【意見】が白熱ってどういう状況?そもそも、相手の胸ぐらを掴みそうな状況になるのは白熱した議論ではないでしょう。単に互いに感情的に喚き散らしているだけ。
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