大矢氏、中日・京田を評価「攻撃面は上手になった」

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2017年06月23日 11:12  ベースボールキング

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ベースボールキング

中日・京田陽太(C)KYODO NEWS IMAGES
中日のドラフト2位ルーキー・京田陽太が好調だ。ニッポン放送ショウアップナイターで解説を務める大矢明彦氏は「バッティング、それからスチール。攻撃面は本当に上手になりました」(9日放送のショウアップナイタープレイボール)と高く評価する。

 打撃は3・4月、打率.198(81−16)と苦しんだが、プロの水にも慣れた5月以降は快音を連発している。5月は月間打率.323(96−31)を記録すると、6月もここまで月間打率.328。気が付けば打率も.282に上昇した。

 走塁でも5月24日のDeNA戦、ワイルドピッチでボールが一塁方向へ転々としている間に、二塁走者の京田が躊躇することなく三塁ベースを蹴ってホームインしたこともあった。この走塁にニッポン放送制作のDeNA−中日で解説を担当した野村弘樹氏は「判断と勇気は立派。プロの走塁を見せてもらいました」とコメント。自身の判断でホームに帰ってきたルーキーの判断力を絶賛した。

 打撃と走塁で存在感を見せるルーキーだが、リーグワースト3位の8失策と守備で課題を残す。大矢氏も5月14日のヤクルト戦(ニッポン放送制作)で「正直守備だけだったら堂上の方が上手いですね」と指摘する。
 
 世代交代が上手くいかなかった中日にとって、京田にかかる期待は大きい。課題の守備力を克服し、“中日の顔”となる選手に成長して欲しいところだ。

(ニッポン放送ショウアップナイター)
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