谷口悟朗監督と脚本の黒田洋介が16年ぶりにタッグを組んだことで話題となった2017年4月から放送されたTVアニメ『ID-0』(TOKYO MXほか)。
イラストレーター・村田蓮爾が原案を勤めた美少女キャラクターたちも目を引くが、内容といえばハードSFアクションが繰り広げられ、大人にも見応えたっぷりな作品となっている。
その『ID-0』最終12話先行上映イベントが18日に開催。主人公・イドを演じた興津和幸をはじめ、津田美波、松風雅也、金元寿子、大原さやか、皆川純子と豪華声優陣が揃い、多くの裏話が打ち明けられ、会場はおおいに盛り上がっていたという。
「『ID-0』は3月にも先行上映イベントをやっていましたけど、松風さんによるとその時点ですでに12話まで映像はほぼ完成していて、アフレコも終わっていたらしいんです。
そのせいか、3月のイベントでは、キャスト陣がアニメファンへメッセージを頼まれた際、全員が全員、ラストバトルを観た上での感想をだしてしまったとか。興津さんは『みんなリテイク出されて(笑)』と振り返っていましたが、壇上の皆さんも深くうなずいていました。コメントは当たり障りのないものに修正されていたそうです」(イベントに参加した30代男性)
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スケジュールに余裕があった作品になったようだが、それはパッケージ版にもちゃんと反映されるものになったという。
「作品には、もとは動物という設定のファルザというロボットのキャラクターがいて、TVアニメ本編では小澤亜李さんが鳴き声とかで感情を表現していたんです。ですが、8月に発売されるDVD、Blu-rayボックスでは、このファルザのセリフについて日本語に訳され小澤さん自身が“吹き替え”もやるという、豪華な遊びもあるらしいですよ」(前出の30代男性)
さらに、これだけの豪華声優陣だけあって、トークの自由度が高いイベントになっていたのだとか。
「松風さんが登場するなり、人気声優と連呼していたのもネタ振りで、興津さんが『松風さんに言えと言われた』とバラしつつも、『俺は誰だ!? 人気声優の興津和幸だ!!』と、ノリのいいあいさつをしてみたり。さら金元さんが、演じたキャラクター(クレア・ホウジョウ役)に合わせて『全世界のパパ、こんにちは!』と挨拶をすると、松風さんが『パパいっぱいいるんですか?』と、聞きようによっては怪しく感じる際どい質問を差し込んだり。会場はもう爆笑、といった感じでした(笑)」(前出の30代男性)
さらに、人気声優である大原からは、“大物”であるがゆえのエピソードも飛び出していたのだとか。
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「大原さんは欠席されていた3月の先行上映会にも、本当は参加したかったそうで。松風さんが、別の作品のアフレコ現場で大原さんと会ったときに、『私、スケジュール空いてるんです!』とアピールされたと、苦笑しながら明かしていました(笑)。
さらに津田さん、金元さん、小澤さん、上田麗奈さんの4人が参加したトークCDがリリースされるらしいのですが、金元さんがそのCDについて話していると、大原さんは『えー、そんなの知らないよー』『いろんなイベント、取材、対談呼ばれていません』と悲しそうにボヤいていました(笑)。やはり大原さんほどのベテランになると、製作委員会もうかつにブッキングできないんだろうなと思ったりしましたけど、それだけに、今回のイベントに参加できたのが本当にうれしそうにされていましたね」(前出の30代男性)
最終回を迎えたとはいえ、まだ今年のワンフェスなどでは、イベントも予定しているという本作。まだまだ、今後も何かしらちょこちょことファンを楽しませることになりそうだ。
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