ヴェトモン「ショーやらない」宣言後初となる新作を写真展示の形式で発表

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2017年06月26日 19:23  Fashionsnap.com

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Fashionsnap.com

公式インスタグラムより
ファッション業界の慣習を覆し常に話題が絶えない「ヴェトモン(VETEMENTS)」が、メンズファッションウィーク期間中に「NO SHOW」を開催した。クリエーティブディレクターのデムナ・ヴァザリア(Demna Gvasalia)が公言していた「ショーはやらない」という宣言通り、2018年春夏コレクションはモデルや新作が登場する形式ではなく、写真展示のイベントとなった。

 イベントはパリの駐車場で開催。ドリンクが振舞われたり、バンドによるライブパフォーマンスが行われる中、新作コレクションは写真展示により発表された。ビジュアルはクリエーティブディレクターのデムナ・ヴァザリア(Demna Gvasalia)によって現在の活動拠点であるスイスのチューリッヒで撮影。これまでにも行ってきたストリートキャスティングによってランダムに選ばれた老若男女や家族連れが登場し、一部のモデルは両手や片手を腰に当てたファッションフォトグラフィーに"ありがち"なポーズをとっている。「アンブロ(Umbro)」や「トミー・ヒルフィガー(TOMMY HILFIGER)」とのコラボレーションのオーバーサイズTシャツや、話題を集めた「DHL」のロゴTシャツに続いてフードジャケットなどが披露。「NO SHOW」にはこれらの新作ウエアも実物では登場しなかったが、バイヤー向けには6月26日から30日の間、パリのショールームて展示されているという。
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