12星座【太鼓持ち】ランキング　蟹座が相手を褒めるのはサービスの一環！

　相手の機嫌をとったり、おだて上手・褒め上手な人物を「太鼓持ち」と呼びます。太鼓の演奏で、上手に調子をとることと、相手の調子をとることをかけたという説もあれば、太閤秀吉を持ち上げて良い気分にさせた人物が語源という説も……。12星座界の太鼓持ちキャラを、ランキング形式にて紹介しましょう。

■第1位　蟹座……相手を褒めるのはサービスの一環です！
　蟹座は、共感能力が高いとされる「水の星座」の一員です（水の星座＝蟹座・蠍座・魚座）。その持ち前の共感能力をフルに発揮し……というよりは、意識的でなくとも、「この人は、この部分を褒められるとうれしいんだろうな」と察知するのです。その鋭い察知能力に加え、蟹座は12星座でもっともサービス精神旺盛との呼び声が高い星座！　相手の褒めてほしい部分を、これでもかという勢いで褒めちぎります。そうやって、相手がいい気分になれば、蟹座自身もうれしいのです。

■第2位　天秤座……太鼓持ちは処世術！
　12星座イチの社交家ですから、とにもかくにも他者と接する機会が人一倍多い環境に身を置いています。というわけで、そりゃ否が応でもコミュニケーションスキルが磨かれるのは当たり前！　褒められて嫌な気分になる人はいない、むしろ相手を喜ばせる行為であるということを、身をもって学んでいるのでしょう。争いごとなど、人間関係の面倒を避けたい意識が強いので、「とりあえず褒めておこう！」という考え方です。

■第3位　山羊座……太鼓持ちにはメリットてんこ盛りですから
　与えることで与えられる、ギブ&テイクが座右の銘！　太鼓持ちすることで自分にもたらされるメリットをよーくわかっているからこそ、ナチュラルに相手を乗せることができる名人です。たとえば会社内の出世街道において、まず上司に気に入られることが、ビジネスマンにとっては必要不可欠。その大いなる野望を踏まえたうえで、上司の機嫌を取ることに情熱を燃やすでしょう。大嫌いな上司に対しても、「さすが○○課長！」など、立身出世のためなら100万ドルのスマイル付きで太鼓持ちします。

　第4位は、蠍座。相手が自覚していないような、意外な長所に目をつけ、その部分を集中的に讃えます。「私だけがわかっているあなたの長所」という褒め方に、相手はしびれるでしょう。第5位の魚座は、さながら銀座の一流ホステスさんのように、相手の機嫌をとる能力に長けています。

　第6位・双子座は、トークの達人ですから、軽快な語り口調で相手をその気にさせていくでしょう。第7位は、射手座。誰かれかまわず、「よっ、大統領！」が口癖です。

　第8位は、牡牛座。石橋を叩いても渡らないほど慎重な性格ですから、誰かにおだてられても、「どうせ太鼓持ちであろう」と、本気にしません。第9位の獅子座は、むしろ「おだてられキャラ」。太鼓持ちされると、すぐにその気になる、ある意味では扱いやすい性格です。

　第10位の牡羊座は、「競い合い」の意識が強い星座。すごいなと思う人がいても、褒めることは、自分の負けを認めるようで、やりづらいのです。第11位は、水瓶座。太鼓持ちすることで相手の態度が厚かましくなるパターンもあると、簡単に褒めるようなことはしないでしょう。

　そして、第12位は、乙女座。褒めすぎることは、相手のためにはならないと考えています。あくまでも第三者目線で、ありのままを伝えることが本当の親切である、というのが、乙女座のポリシーです。完璧主義者ですから、100％納得できなければ、過剰に褒める必要はないと思っているのでしょう。

　太鼓持ちは、公私問わず、人間関係を構築するうえでは、ある種の武器になります。とは言え、やり過ぎは禁物。ウソくさくならないよう、さじ加減して行ないましょう。
（菊池美佳子）

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