またYOSHIKIの話である。たぶん、citrusでYOSHIKIネタを書くのは、もう今年だけで3回目くらいではないか。すでに私のパソコンは「よ」と売っただけで「YOSHIKI」と変換されるよう、カスタマイズされている。
東スポによると、
ロックバンド『X JAPAN』のメンバーが6月9日、都内で会見し、リーダーのYOSHIKI(年齢非公表)が5月に米国で頸椎の手術をしたことで、協議中だった7月の公演を決行すると発表した。カリスマの復活にファンは安堵しているだろうが、まだ安心はできない。今度はSUGIZO(47)がパンクしそうなのだ。あまりの忙しさにヘロヘロ状態で、業界内では“ある”ニックネームまでついてしまった。
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……のだそう。
SUGIZOとは、他界したhideの後任ギタリストとして、2009年に『X JAPAN』入りしたメンバーだが、じつは自身が以前から加入していたバンド『LUNA SEA』と、二足のわらじで活動をしており、スケジュールのやりくりには四苦八苦状態なのだという。
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5月29日にも『LUNA SEA』の日本武道館公演があったが、SUGIZOはその準備をする傍ら、『X JAPAN』の新アルバムのレコーディングにも着手。ところが……。
「完璧主義のYOSHIKIさんのこだわりでギター部分がすべて録り治しになったんです(笑い)。他にも辻仁成監督の映画の音楽も手がけているし、ボランティアもやっているので、ほとんど寝ていないのでは? 酸素カプセルの毎日ですよ」(音楽関係者)
……なんてことになっているんだとか。そして5月にYOSHIKIが突然、首の手術を発表したため、綱渡りのスケジュールが“完全崩壊”。そこで音楽業界では「SUGIZOは大丈夫か?」と心配する声が上がっていると同時に、とあるニックネームまでが生まれてしまったというのだ。
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なになに? そのニックネームって!? すげー気になる……と、我慢に我慢を重ねて記事の最後(=オチ)までようやく辿り着けば……なんと!
「SUGIZOはSHINISO(死にそう)」
ですと!!! ガク〜〜ン!!!!!
芸能面の右肩トップにあった、紙面1ページの3分の1ほどを割くほどの“スクープ”である。タイトルは「復帰YOSHIKI招く爆弾」と相当に物々しい。なのに、内容はコレ。この「スギゾーがシニソー」といったダメダメなダジャレだけを書きたいがためだけに、それで原稿を〆たいがためだけに、ここまで緻密な取材(そこまで緻密だとも思わないがw)を重ねてきたとは……また、下げる必要もない溜飲をつい下げてしまう私であった。