ミス青学候補はなぜ人気? 「ドジっこキャラ」は万人受けするわけではない

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2017年07月19日 01:00  citrus

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写真

citrus編集部がキャッチした情報によると、ミス青学候補・井口綾子さんが自身のツイッターにアップした写真が、「ミス」系に激辛なネット住民から珍しく称賛の声を浴びている……らしい。どうやら彼女の「ドジっこキャラ」が人気なようだが、一方では「コレってあざといよねぇ」みたいな声も少なからず聞こえているという。

 

とりあえず、その“問題の写真”は、利用者がTwitterのツイートをまとめることができるユーザー参加型のサイト『Togtter』でご確認願いたいのだけれど、青字表記部分をクリックする行為さえ億劫だとブー垂れる物臭な御仁のために一応説明しておけば、

 

「スタバにいる井口さんが、アイスカフェラテっぽいドリンクが入ったカップを持ってニコパチ。しかし、そのカップの下から“中身”がしたたり落ちている」

 

……といった、彼女の「ドジな一面」を垣間見られる、なかなかにミラクルなタイミングのショットである。そこで、citrusサンから私へとこんな質問が!?

 

「ゴメスさんはドジな女の子は好きですか?」

 

はい。お答えします。結論から申し上げると、

 

「好きでも嫌いでもどっちでもない」

 

私にとって、女性が「ドジであるか否か」は、あくまでそのヒトの人格や外見を形成するさまざまな要素・傾向の一つに過ぎず、せいぜい「髪型がショートかロングか」あたりと同程度に優先順位が低い判断基準でしかない。

 

したがって、このドジっこな写真をとくに「可愛い」とも思わないし、たとえこれが恣意的であろうと「あざとい」とも思わない。まあ、カップを持つ手の薬指と小指の反り具合を見るかぎり、「垂れてる」ことには気づいているんだろうが……? 

 

たしかに「ドジ」は、もう何十年ものあいだ「ラブコメ」漫画やドラマに登場するヒロインにおいては王道とされている「テッパンの萌えキャラ」であり、「ドジゆえに放っとけない」的な“上から目線”の思考回路でキュン死してしまう男子がいまだ多く健在中なのは、それなりに理解できる。が、私が個人として好きなのは、むしろ「頼りがいのある女子」である……と、最近ようやく気がついた。

 

たとえば、忙しいさなかにスマホが壊れてしまい、機種変更を余儀なくされたとしよう。私の乏しいモバイル知識だと、数週間もモタモタしながらデータの移行に苦しみ、仕事のストレスに新たなストレスが加わって……こう途方に暮れているとき、たった数時間で機種変前の機能を新機種で完璧再現してくれる子がいたら、私は一気に彼女のことが好きになってしまう。語学が堪能な女子なんかも海外では頼りがい抜群で、最高ではないか。

 

数日前、こんなことがあった。夜中、トイレの水がレバーを「stop」に回しても止まらない。打つ術もなく、ただアタフタしながらクラシアンの電話番号を必死に調べようしている私をよそに、たまたま一緒にいた女子がテキパキとスマホで「トイレ 水 止まらない」と検索しながら、おもむろに貯水タンクの蓋を開け、ガッと手を入れてポンプから外れていた鎖を繋ぎ直して、あっという間に「水のトラブル」を解決してくれた。

 

なんて頼りになる子なんだ……と感動した。そして、惚れた。年齢は関係ない。娘ほどの年の差があっても、私にはないスキルをすでに有する「頼りがいのある女子」は間違いなく実在するのである。

 

あと、「話の早い女子」も私はタイプだったりする。初対面からホンの数時間後で意気投合し、「じゃあ試しに付き合ってみる?」「試しにセックスしてみる?」と誘えば、「付き合ってみよっか」「してみよっか」と即決できる直感依存型──仮に、その即決が結果としてジャッジミスであったとしても、「そのときはそのとき」と割り切れる子はとても前向きで、素敵だと思う。また、その類の「ジャッジミス=ドジ」は私にとって、じつに微笑まく、ポイントも高い。そう。「頼りがいがある」と「ドジ」は決して矛盾した概念ではなく、“同居”も充分に可能なのだ。

 

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