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下の子が産まれると、上の子は自分を見てもらえないという寂しさなどから様々なサインを出します。
保育園でも、「まさか!」と思うような行動をとることもあるのです。
今回は、下の子が生まれた時に、上の子がしがちな行動と対処法をお伝えします。
(1)赤ちゃん返り
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二人目出産でよくあるのが‟赤ちゃん返り”です。
指しゃぶりや赤ちゃん言葉、家庭では、急にママのおっぱいを吸おうとすることもあります。
(2)友達とのトラブル
今までお友達に手を出すようなことは全くなかった子が、急にトラブルを起こしてしまうというのも、二人目が産まれた時に見られる行動の一つです。
(3)元気がない
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ご飯を食べなくなる、なかなか起きないなど、心配してほしくてこのような行動になることもあります。
(1)「〇〇なんだから!」ではなく「さすが〇〇!」
つい言ってしまいがちなのが、「お兄ちゃん(お姉ちゃん)なんだから、〇〇しなさい!」という言葉です。
例えばこんなシーン、
抱っこ紐には下の子がいて、両手に荷物を持っているママに向かって、上の子が「抱っこして〜」と泣きだすと、本当にどうしていいのかわからなくなり、つい「お兄ちゃんなんだから我慢しなさい」と言ってしまうこともありますよね。
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そんな時には、魔法の言葉、「さすが〇〇!」を使いましょう。
「さすが〇〇君(ちゃん)!頑張ってるね!」
子どもって、おだてられると頑張るので、その言葉だけでシャキッとします。
家庭でも、「もうお兄ちゃん(お姉ちゃん)」ではなく「さすがお兄ちゃん(お姉ちゃん)」と言うことを意識してあげると自信を持つようになり、お手伝いもしてくれるようになりますよ。
(2)上の子との時間を大切に
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まだ小さい下の子に手がかかってしまうのは当然のこと。
だからといっていつも上の子を我慢させてしまうのは、ママも心が痛みますよね。
保育園時代の話、
ある兄弟の3歳のお兄ちゃんA君がご機嫌で保育園に来たことがありました。
「何かいいことあったの?」
と聞くと、「うん!昨日はママとおでかけしたんだ!」と満面の笑みで答えてくれました。
お迎えの時、ママにその話をするとママはこう話してくれました。
昨日は上の子の健診があったから、下の子だけ祖母に預けて出かけたんです。ほんの2、3時間の外出でしたが、ずっとおしゃべりしてて。そういえば最近上の子の話、あんまり聞いてあげていなかった、と反省しました
普段は物静かでわがままを言うことも全くないA君、本当にうれしかったのでしょうね。
ほんの10分、15分でも構わないので、上の子と1対1の時間を毎日作ってあげることが大切です。
(3)平等に愛しているということを伝える
今まで家族中が注いでくれていた愛情が、下の子が生まれるとそうはいかなくなります。
子ども自身、受け止めようと努力もしますが、寂しい思いから「自分はいらない存在なんだ」と思ってしまう子もいます。
ママだけでなく、家族みんなが上の子にも同じだけ愛情を注ぐようにしてあげることが一番大切です。
上の子にとって、下の子が産まれると複雑な想いもあるでしょうが、上の子が頼りになる日がきっときますよ。
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