出典:https://www.shutterstock.com
素直になれない、可愛くなれない”フキゲン妻”の生態を筆者自身の体験をもとに読み解き、ご機嫌妻へ続く道をご紹介する、フキゲン妻シリーズ。
今回は“反省しないフキゲン妻”についてです。あなたにも一つや二つ思い当たるところ、あるかもしれません。
フキゲン妻がフキゲンなのは、実は自分を責めに責めているから。心の中では、自己嫌悪と自己否定の大嵐が吹き荒れています。
自分がいつもフキゲンで、可愛くなれない、優しくなれない、口から出るのはひどい言葉ばかりな事実を、誰よりも恥じているのはフキゲン妻自身です。
|
|
自分を責めている人というのは、辛すぎて辛すぎて、かえって全く素直になれません。一度非を認めたら立ち直れないくらい、既に自己否定しまくっていますから。
ほら、自分が悪いことをしたと自覚していればしているほど、“謝れない子ども”と同じです。軽く「ごめんごめん」と言えるのは、大して反省していない証拠です。
ですからフキゲン妻は、何かことをやらかすたびに、繰り返し自分を恥じて後悔しているのです。
「また可愛くない言い方をしてしまった……。」
「またケンカを売ってしまった……。」
などと言う風に。
しかしながら、後悔はするわりに、全く反省していません。
|
|
本当に後悔してその行為を二度としないためには、自分のしたことをよくよく見つめて反省する必要があります。ですがフキゲン妻は、自責の念が強いあまりにそれができません。
恥ずかしい自分から目をそらすために、自分以外にジャッジする対象を常に探しています。
夫がいつも服を脱ぎっぱなしにするから
体調が悪かったのに、「ごはんまだ?」って言ったから
あのときの言葉が許せないから、あのときの態度が許せないから
|
|
そんな風に責める対象を探し、自分以外を引き下げることで、安心しているのです。
だからフキゲン妻は文句が多いのですね。その文句のほぼ全てが、「自分は、だから悪くないのよ!」と言いたいのが本音です。まったくもって不毛な行為ですね。
● 過ちを認めたら、愛されることを知る
自信が無く、嫌われるのではないかとびくびくしている小さな女の子。そんな子を胸に秘めているフキゲン妻の皆さんに、ぜひ知ってほしいことがあります。
それは、過ちを素直に認めた方が、愛されるという事実です。最初はとても勇気が必要と思います。が、思い切って自分の非を認めてみましょう。
● 反省するために、自分の感情に責任を取る
自分が抱いた感情の理由を、外に探すのはストップをかけてください。腹立たしい、恥ずかしい、悲しい……その全てに意味があります。
それらの感情は他ならぬ自分から出てきた、言わば自分の一部です。
「あの人が私を怒らせる」という言い方は、無責任の最たるもの。主語を”わたし”に変えて言い直してください。
「私は怒っている」「私は悲しい」「私は悔しい」と言う風に。それから、「この感情を抱く自分を許します」と宣言して下さい。
おそらく次に選ぶのは、人のせいにしていたときとは、全く異なる行動のはずです。勇気を出して、後悔のループから脱出してくださいね。
【画像】
※ naka-stockphoto / Shutterstock
【関連記事】
※ 【あげまん妻】この人と結婚してよかった!妻に「内助の功」を感じる瞬間4つ #20
※【愛され妻シリーズ #08】すぐ仲直りできる秘訣!夫婦ゲンカを「長引かせないコツ」4つ
※ 【愛され妻シリーズ #10】結婚生活を楽しんでる? いつまでも「長続きする夫婦」の特徴4つ
※ 【お腹についた憎き脂肪】今年も水着は無理…と諦めているあなたに![PR]
※ 「育児の本音」挫けそうになった時、落ち込んだ時…がんばれたキッカケは?[PR]
|
|
|
|
Copyright(C) 2024 andmama.media All rights reserved. 記事・写真の無断転載を禁じます。
掲載情報の著作権は提供元企業に帰属します。