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ママ会にパパも同席!「イクメン」がこの3年で変わってきた?

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2017年07月26日 15:03  MAMApicks

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いわずもがな「イクメン」とは「育児するメンズ」、すなわち「育児している父親」のことを指している。

この言葉に対し、「イクメンと言って持ち上げているが、本来父親も育児すべきなので、その名称が存在すること自体おかしい」という意見もあるが、とりあえず話を進めたい。


何か新しいことをマスに伝える時は、「分かりやすい言葉」をスローガンとして掲げて認知してもらい、ざっくり同じ方角を向いてもらう、というやり方は有効だ。

2010年、少子化対策のために男性の育児参加・育休取得促進を目的とした「イクメンプロジェクト」が始まって7年、イクメンの認知率は確実に上がっているだろう(育休取得率は別として)。

それ以来、カジメン(=家事をするメンズ)、イクボス(=部下の育児を推奨する上司)などの派生語が生まれ、徐々に広がっているようだ。言葉自体は。

で、実際のところ、育児する父親は増えているのだろうか……?

ひとまず私の肌感をお伝えするために、現在置かれた育児環境を説明する。
私の住んでいる一帯は、子どもがわんさか住んでいる。交差点で立ち止まれば四方に「抱っこ紐ママ」や「ベビーカー」がいて、休日は公園にいけばちびっ子が山盛りで、日本の少子化はウソだと思うほど。

そんな環境で今をさかのぼること4年、上の子(当時0歳)のお母さんたちに旦那さんはイクメンかときいてみると、「スマホばかりで子どもを無視」「ゲームばかりやってる」「自分はイクメンだと思っているけど、子どもの相手をしたい時だけしかしない」などの手厳しい意見が頻出。それ以後もママ会で集まろうもんなら、旦那をdisること呼吸のごとし、普段のうっぷんがエンドレスに排出されていたものである(おもに私が)。

イクメンなんて机上の空論、実際は「育児=女の仕事」が根強い。
新しめの街でも旧来どおりか、と思っていたのだが……しかし。

数ヵ月前、土曜日に下の子(2歳)の保育園メンバーによる「ママ会」があった。行ってみて驚いたことに、参加していた6組中、4組がパパ同伴。「ママ単品+子ども」で来たのは私ともう1人だけ。しかもその人は、パパの仕事によりやむを得ず。

2017年のママ会は、ハリウッドの何かのパーティみたいな感じで、パートナーと同伴がデフォなのか? これが最先端の理想のファミリー像なのか?

驚愕しながらこっそりパパたちの動向を探ると、「イヤイヤ参加している」という風でもない。「このような会に参加することは、社会勉強として大変有意義である」という態度でいるものだから、明らかに意識が高い。一体この3年で何が変わったのだろう?


居心地が悪いのは私である。今までさんざん女だけの世界で好き勝手しゃべっていたのに、旦那様たちがいるとなれば、話題を選ぶ。仕事の話、保育園の話、奥さんとのなれそめなどなど、踏み込みすぎないトピック選びに気を遣ってしまうではないか。

しかし、もう一つ決定的に違ったのは、その場にアルコールがあったことである。
会場が、高級マンションのホテル仕様なゲストルームだったこともあり、みなさん結構飲む飲む。あっという間にビールの空き缶が積み重なり、ワインが空いた。

いや、でも酔っぱらっちゃったら子どもの面倒を見ていられないじゃん……は杞憂で、旦那さん1&2(正気)がしっかり遊んでくれているではないですか。

え、お任せしていいんですか?

まるでココ、「酒が飲める託児所」。酔いも手伝って、妻たちは旦那さん3を相手に、好き勝手に話をしている。ちなみに盛り上がったトピックは、「男子特有のアノ皮は、いつ剥くのがいいのか」。

シモネタでもなんでもなく、全員真剣。もはや性別は関係なく、「ちびっ子の親」というカテゴリーで、妻も知らない夫の世界が開陳され、大変参考になった。そして参加者全員(たぶん)が「楽しかった〜」でお開きとなったのである。

以上の体験から、「イクメンが増えています」と結論づけるのは早合点だろうが、3年前とは潮目が変わってきたのかもしれない。休日に大型ショッピングモールに出かけてみると、「抱っこ紐パパ」「ベビーカーパパ」が目につき、「おれ、オムツ替えてくるわ」のセリフが自然と耳に入る。

元ちょいワル男だった同級生は、「エルゴでおんぶすると、抱っこよりラクだな。今度おんぶしてみよう」という前向きな発言で周囲を驚かせており、昼の同窓会では2/5人の男性が未就学児の子連れで、かいがいしくお世話をしていた。

それを見て、子育て歴10年のママ友は「昔と明らかに違う。信じられない」と言う。イクメンというワードの効果なのかは分からないが、やはり少しずつ潮目は変わってきているようだ。私たち妻は、この潮目に乗っかり、いったん諦めかけていた先入観をアップデートしてもいいんじゃないかと思えた。

そういえばウチの夫も、子ども(2歳&4歳)を2人連れて、1日外出できるようになっている。「休日は、全然休めない……(疲)」という感想を口にしているので、私と同じ子育てアクティブの立場になってきたな、とホクホクしている。

斎藤貴美子
コピーライター。得意分野は美容・ファッション。日本酒にハマり、Instagramの#SAKEISAWESOMEkimikoで日本酒の新しい切り口とコピーを思案中(日本語&つたない英語)。これからの家族旅行は酒蔵見学。二児の母。

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