佐川急便は26日、飛脚宅配便や飛脚ラージサイズ宅配便などの運賃や、代引き手数料などの料金を11月21日から改定すると発表した。
集配コストの増加や受取方法の多様化に伴い、飛脚宅配便、飛脚ラージサイズ宅配便、飛脚特定信書便などの運賃を値上げする。飛脚宅配便では、荷物のサイズに応じて現行の運賃に60円から230円を全エリア一律で加算。たとえば関東から関西への飛脚宅配便では、100サイズが1300円から1360円、140サイズが1550円から1780円、160サイズが1800円から1980円になる。
また、代金引換サービス「e-コレクト」の代引手数料や大型家具家電設置輸送の設置料金、飛脚クール便付加料金も値上げを実施。代引手数料は50万円以上の高額のみ対象となる。このほか、スキー用具の適用サイズ変更、飛脚国際宅配便の受託時の容積重量算出基準の変更なども実施する。