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NRI、クラウド型HCI「Nutanix」でVDI環境を構築 どこからでも安全に作業可能に

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2017年08月10日 18:24  ITmediaエンタープライズ

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写真野村総合研究所(NRI)
野村総合研究所(NRI)

 野村総合研究所(NRI)は、同社が掲げる「先進のワークスタイルを支えるセキュアな基盤システムの整備」を実現するため、基盤システムにクラウド型のハイパーコンバージドプラットフォーム「Nutanix Enterprise Cloud Platform」(以下、Nutanix)を採用した。


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 NRIでは、数年前にデスクトップ仮想化(VDI)環境を導入。ITソリューションプロバイダーとして顧客に価値を還元できる先進的な基盤構築に、自ら取り組むことが重要と考え「Citrix XenDesktop」と「Microsoft Windows 10」によるVDI環境を自ら構築した。


 しかし、デバイス内に残ったデータの保全や、パッチ適用や新モデルへの対応などの管理運用負担が露見し、これを解決するには、データセンターの統制のとれた環境でデータ管理し、デバイスを問わずどこからでも安全に作業できるVDI環境が最適と判断したという。


 また、重要な顧客情報を扱う同社にとってセキュリティは最重要課題であり、シンクライアント環境も実装していたが、全員が“金太郎飴”型の同一環境の利用が前提となるため、特定アプリの利用には別の環境が必要なうえ、ハードウェアの追加に手間がかかることや、端末の起動が遅いことも課題となっており、更改時期に合わせてシステムの刷新を検討していた。


 これらを同時に解消する環境として、従来の3層構成システムも検討したが、ストレージの拡張やサーバなどのコンフィグ設定など、設計、構築、運用に多くの手間と時間がかかったという。


 今回、デバイスを問わずどこからでも安全に作業できる新しいVDI環境の構築を目指し、従来基盤の代替として、ハイパーコンバージドインフラストラクチャ(HCI)の導入を検討。初期投資を抑え、VDIを段階的に展開することで投資の無駄を削減できることなどに注目したという。Nutanixの採用は、必要なリソースを必要なときに簡単にオンラインで拡張できることや、NutanixとCitrixがテクノロジーアライアンスパートナーであること、VDI環境での導入実績などが決め手となった。


 現在は、NRI本社の1000ユーザーを対象に、Nutanix Enterprise Cloud PlatformによるVDI環境を整備している。VDI環境は「標準VDI」と、ユーザーによるアプリケーション追加が可能な「個別VDI」の2種類を用意し、“金太郎飴”型だった以前の課題を解決。経営層にはiPadを活用したデスクトップ環境も用意した。


 Nutanixの導入により、3層構成の場合と比べて、短期間に基盤を整備できたという。システム構成とセットアップ、テスト工程において、工数、期間ともに4分の1程度に短縮でき、浮いた時間をWindows 10やCitrixの実装に注力できたという。


 また、運用面の効果として、管理ツール「Nutanix Prism」で一元管理ができるようになり、利用者やIT管理者の負担が大幅に削減したという。集中管理できるようになったことで、パッチ更新などの作業負担を利用者に負わせることなく、セキュリティを確保できるうえ、手間なくバックアップできるようになったことでPC内のデータ保全性が保たれるなど、セキュリティ面も向上した。


 NRIでは今後、同システムをさらに1000ユーザーに拡張する予定で、2020年までに全社規模での展開を計画しているという。


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