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<夏の高校野球>「左投手対策だけをしてきた」日本文理

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2017年08月12日 20:11  毎日新聞

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毎日新聞

写真【日本文理−鳴門渦潮】一回表日本文理1死一塁、川村が左中間2点本塁打を放つ(投手・河野)=阪神甲子園球場で2017年8月12日、猪飼健史撮影
【日本文理−鳴門渦潮】一回表日本文理1死一塁、川村が左中間2点本塁打を放つ(投手・河野)=阪神甲子園球場で2017年8月12日、猪飼健史撮影

 〇日本文理(新潟)9−5鳴門渦潮(徳島)●(12日・甲子園、1回戦)


 日本文理の3番・川村が鳴門渦潮のエース左腕・河野から先制2ランを放った。一回1死一塁。真ん中に入った131キロの直球を「イメージ通り」と迷いなく振り抜くと、打球は左中間席に飛び込んだ。


 二回は川村がスライダーをとらえて右翼線2点二塁打。4番・松木は右翼線適時二塁打、笠原も右中間2ランで続いた。左打者3人で計7打点。二回途中に河野を降板させた。


 大井監督は「左投手対策だけをしてきた」。徳島大会のほとんどを河野が投げた鳴門渦潮との対戦が決まってからは、ベンチ外の左3投手を相手に打撃練習に励んだ。フォームが似ている、変化球の曲がりが近い、球が速いといった特徴の異なる3投手を打ち込んできたのだった。


 左打者の狙いは、逆方向への打撃を心掛けることと、肩口から入ってくる甘いスライダーを逃さないこと。どちらも実践した川村は「左投手が練習でたくさん投げてくれたので、しっかりと打つイメージが湧いていた」と振り返った。


 2009年夏の甲子園で準優勝に導いた大井監督も9月に76歳を迎える。今夏限りでの退任を表明している、実直な人柄の恩師の花道を飾るべく、選手の合言葉は「監督のために全国制覇を目指す」だ。【田中将隆】

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