ゴミの出し方を案内する横浜市のAI(人工知能)「イーオのごみ分別案内」のユーモアあふれる回答がTwitterで話題になっている。
「イーオのごみ分別案内」は、横浜市がNTTドコモと共同で3月から実証実験を行っているゴミの出し方を対話形式で案内するAI。横浜市資源循環局のサイト上のチャットボットを開き、調べたいごみの品目を入力すると、マスコットキャラクターの「イーオ」が分別品目や出し方を教えてくれる。横浜市の分別検索システムで培った2万語以上の分別方法に対応しており、雑学やクイズなども案内する。
このAIは、「旦那」や「嫁」、「お金」や「人生」など、ゴミではないものを聞いても的確な答えが返ってくるためTwitterで話題に。「旦那」と入力すると、「『人間は判断力の欠如によって結婚し、忍耐力の欠如によって離婚し、記憶力の欠如によって再婚する』ってアルマン・サラクルーは言ってたよ。忍耐力を鍛えてみたら、どうかな。」と説いてくれる。また、「お金」の分別方法を聞くと、「『貨幣損傷等取締法』に抵触する可能性があるから捨てちゃだめだよ。」と制止を呼びかけ。「人生」を捨てようとすると、「本当に捨てちゃうの?『同じこと考えても朝の3時と翌日の3時とじゃ答えがちがってくるね…』とスヌーピーが言っていたよ。今日は寝て、明日もう一度考えてみようか。」などとアドバイスする。
「イーオのごみ分別案内」の実証実験は当初6月下旬までの予定だったが、好評のため期間を延長して実施している。
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