まるで何かの拳法の達人のような構えをみせる猫が、Twitterに投稿され話題になっている。
「構えの達人感がすごい」——写真家の久方広之さんは、とある港町で茶トラの猫の躍動する姿を撮影。後ろ足で立ち上がった猫は、両前足をだらりと前に垂らし、体を捻って相手を見据えるという構えを披露。後ろから差し込んでいる光がオーラのようにも見える、何かの拳法の達人のような姿をみせた。さらにこの猫は、体を存分に伸ばし、片足を曲げてジャンプ。「ストリートファイター」の昇竜拳のようなパンチや、体をクロスさせたコミカルなキックも見せた。久方さんによると、この猫には少し警戒心があったが、猫じゃらしを使って粘り強くトライしたところ、今回のような姿を見せてくれたという。
只者ではない猫の雰囲気にTwitterでは、「ニャン斗聖拳の遣い手だな」「後光が射してるあたりも、達人感ハンパない」「ジャッキーに拳法を教えてくれる爺さんだよ!「『酔拳』で見た!」「リアル ホワッツマイケルですな」と様々な声が寄せられている。また、海外からも「So acrobatic!」といったコメントが多数寄せられ、大きな反響となっている。
久方さんは、これまでも格闘技やダンスをしているような躍動感あふれる猫の写真を撮影。今年の1月には写真集「のら猫拳」を発売し、10月には新作の「のら猫拳キッズ」が発売予定となっている。「のら猫拳キッズ」は、Amazonで予約を受け付けている。
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