こんにちは、よりミク編集部です。
突然ですが、最近スポーツ、してますか?
学生時代は運動部だったけれど「久しく体を動かしてないなー」という人も、「やばい!体が緩んできた!」と学生時代は帰宅部で運動をいっさいしてこなかったツケがまわってきた人も、人生に適度な運動は必要です。
でも、いざスポーツを始めようと思っても、どうすればいいかわからないものですよね。一念発起してジムに入会したのはいいけれど、ひとりだと長続きせず、いつのまにか幽霊会員に……なんて人も多いのでは。
そんな人に、ぜひ訪れてみて欲しいのが、mixiのスポーツを楽しむコミュニティ。学生時代のようにストイックな体育会系コミュニティもあれば、エンジョイ派のサークル系コミュニティまで、さまざまあります。
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今回はその数あるコミュニティの中から、昨年Bリーグが開幕し盛り上がりを見せる“バスケットボール”に注目。
そんな注目すべきバスケコミュのひとつ「ミックスバスケ【バックドア】」の方から、「交流試合を取材してほしい!」と嬉しい連絡をいただいたので、会場に駆けつけることに。
今回は、1月に行われた4つのバスケコミュニティによる対抗試合の様子を、参加者の方の声を交えつつレポートします!
イベント概要
【日時】2017年1月29日(日) 9:00〜12:00
【会場】和光市総合体育館 サブアリーナ
【参加数】約30名
【主催コミュニティ】ミックスバスケ【バックドア】、★戸田バス★、WEST バスケクラブ、火夜バス@火曜の夜にバスケット
会場は和光市の市立体育館!
今回の会場は、和光市駅からバスで10分ほどの市立体育館。
筆者は、高校時代ぶりに体育館に足を踏み入れました…!それだけでちょっとテンションが上がってしまいます。
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体育館に入るなり、アップを始める参加者の皆さん。
実に軽々とゴールを決めていきます。さすが…!
ルール説明&対戦順決め
20分ほどの練習タイムのあと、「ミックスバスケ【バックドア】」の管理人であり、今回のイベントの主催者でもあるビスさんがルールを説明。
フリースローあり、タイムアウトなしという基本ルールのほか、女性がゴールした場合は得点2倍という特別ルールもアナウンスされました。
この日は、4つのコミュニティ対抗の交流戦。
ビスさん主催の「ミックスバスケ【バックドア】」のほか、埼玉県戸田市をメインの活動拠点としている「★戸田バス★」、埼玉県草加市をメインの活動拠点としている「WEST バスケクラブ」、埼玉県川口市で、その名のとおり毎週“火曜日の夜”に活動している「火夜バス@火曜の夜にバスケット」の3チームが参加しています。
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最初にフリースローのサドンデスで、チームの対戦順を決めるのですが…
緊張の一瞬。
1チーム目、ゴール!
2チーム目。
ゴール!
3チーム目も難なくゴール!
といった感じで、皆さんまったく外しません。
永遠に続いてしまうのでは…と不安になっていましたが、なんとか無事に(?)勝敗がつき、対戦順が決定しました。
フリースローを外してしまっても、周りからは「ドンマイ!」と楽しそうな声がかかります。
いよいよ試合スタート!
対戦順も決まったところで、1試合目のスタートです。
試合は9分間。カウントが始まると、皆さん一気に真剣な面持ちに。
早い!!とにかく動きが早いです。
各チームは、男女混合。女性も男性相手に果敢にドリブルで攻めたり、必死にディフェンスします。
1ゴール目!
ベンチからは、「Go!Go!」「イケメン!」などと声がかかります。
選手の皆さんを追いかけていると、コートの向こう側に謎のパネルを発見。
見学に来られていた女性から、「今回の試合はオサム&リサカップなんです」と気になる言葉をお聞きしました。
もしかして、参加者の皆さんの中にカップルが…!? あとで聞いてみることにしましょう。
参加者の女性に、バスケ歴を聞いてみた
2試合目、3試合目も、ほぼ休憩を挟まずに続いていきます。
果敢に3ポイントシュートを決めていた参加者の女性にバスケ歴を聞いてみると、「中学の部活からずっとやってるので、もう20年近く…?」との答えが。
皆さんそんなに長いの!?と驚きましたが、「今回は試合メインなので中高からやってたって人が多いけど、普段はそんなことないですよ」という声もいただきました。
ちなみに、試合でない“エンジョイ”(=和気あいあいと楽しむ)の日の写真がこちら。
たしかに楽しそう!(笑)
これなら、初心者も安心して参加できそうです。
結果発表&賞品授与タイム
全試合があっという間に終わり、優勝チームの発表に。
1位は、今回のイベントの主催でもある「ミックスバスケ【バックドア】」の皆さん!さすがです!
優勝チームは、メンバー全員でハイタッチ。
優勝チームには、賞品としてアイスクリームが。皆さん、試合でかいた汗を拭きながら、嬉しそうに召し上がっていました!
交流試合のあとには、“ガチ勢”の試合も!
ちなみに、コミュニティ別交流試合のあとには、有志の6チームによる対抗試合も開催されました。
ビスさんを始め、前半の試合の出場者も何名か参加。
こちらの試合は「“勝ちにいく”人たちの集まりです(笑)」という言葉のとおり、先ほどの試合以上に“ガチ”な雰囲気。
カッコいい!と思わず歓声をあげてしまうようなプレーが多数見られ、圧巻のひと言でした。
イベントの主催者・ビスさんにインタビュー
交流試合のあと、ビスさんにお話をお聞きしました。
ビスさん、近くで見ると背が高い…!バスケの人、という感じですね。
よりミク編集部
試合、お疲れさまでした!早速ですが、今回の交流試合はどのような経緯で決まったんですか?
ビスさん
先ほどほかのメンバーにも聞いたと思うのですが、今回の試合は「オサム・リサカップ」なんです(笑)。
2人はミックスバスケ【バックドア】だけでなく、mixiのバスケコミュニティにたくさん参加されていて、バスケ繋がりで仲良くなって結婚されたカップルなんです。去年、ご縁があって2人の結婚式に呼んでいただいたんですが、その2次会に他のバスケコミュの管理人さんたちもいらっしゃっていて。そこで「せっかくだから交流試合をやろうよ!」ということになり、今回の試合が決まりました。
よりミク編集部
ちなみに、あのパネルは手作りですか…?
ビスさん
そうです! 2次会で使ったものを、旦那さんがわざわざ今回も持ってきてくれました!
できるだけ、運営も自分たちでやりたいという気持ちがあって。バスケの大会って頼めば開催してくれるイベント会社もあるんですが、ちょっと高いし、どうせなら自分たちでやったほうが交流も生まれて楽しいよね、ということで、広報や会場のセッティングなども自分たちでしています。
「公園でバスケ」コミュからスタート
よりミク編集部
では、さかのぼって、「ミックスバスケ【バックドア】」を立ち上げられたのはどうしてですか?
ビスさん
もともと僕はバスケが大好きなんですが、大人になって、バスケを自分だけで楽しんでいるのはもったいないな…と思うようになったんです。たとえ狭い範囲でも、なにか人に教えられることがあるんじゃないかと思って。
実は最初、公園でバスケを教えたりする、青空教室のようなコミュニティも運営していたんです。FacebookやLINEでも参加者を募ったのですが、mixiが一番集まりましたね。参加してくださる方がしだいに増えてきたので、2014年にミックスバスケ【バックドア】を立ち上げました。公園ではなく、体育館も借りられるようになってよかったです(笑)。
よりミク編集部
そうだったんですね!ちなみに、コミュニティ内はどんな方が多いんですか?
ビスさん
男女比で言うと7:3くらいでしょうか。今回は試合メインだったので男性が多かったですが、普段は女性もたくさん来てくれますよ。エンジョイ勢とガチ勢でいうと、エンジョイ勢のほうが多いですね。遊びの範疇で、技術を高めたい!と思っている人が多いイメージです。
交流のために「家を借りた」
よりミク編集部
ミックスバスケ【バックドア】と連動している、別のコミュニティもあると聞いたんですが…。
ビスさん
そうなんです、「和光市交流部屋【B-HOUSE】」というコミュニティも運営しています。試合のあとって僕らは大体ごはんを食べに行くんですが、毎回、ファミレスにものすごく遅くまでいるんですね。バスケの話をずーっとしてて(笑)。これ、どこか集まれる場所があったらいいよねってことになって、家を借りたんです。それが「和光市交流部屋【B-HOUSE】」です。
よりミク編集部
そこでは、どんなことをされているんですか?
ビスさん
試合の映像を見たり、お酒を飲んだりですね。バスケの話をすることが多いんですが、本当はバスケ界隈以外の人にも来てほしいなって思っています。いろんな人と交流したいので。
とりあえず“3回”来てみてほしい!
よりミク編集部
中には、参加してみたいけどちょっと緊張する…という方もいらっしゃると思います。迷っている方に対して、メッセージがあったら教えてください!
ビスさん
まず、僕らはバスケに興味がある人なら、まったくの初心者でも大歓迎です。どんなレベルの人でも受け入れる準備はできています。ドリブルができない人には、できるメンバーがきちんと教えます。
…ただ、空気が合う・合わないというのは、本当に人によると思うんですね。だから、まずは“3回”来てみてほしい、とよくお伝えしています。3回も来ていただければ空気もわかるし、いろんな人に会えると思うので。その上で、判断してみてほしいですね。
よりミク編集部
たしかに、1回だけだと、どんな人がいるか分からないですもんね。
ビスさん
そうですね。参加者の方と同様に、バスケのコミュニティを一緒に盛り上げてくださる方も募集しています。興味があったら、ぜひお声がけください!編集後記
試合中やインタビュー中の様子から、コミュニティの皆さんが本当に仲良しなのが伝わってくる取材でした(2017年の年越しも、一緒にされたのだとか!)。何を聞いても皆さんニコニコと答えてくださり、「バスケをやってる人って全員いい人なんじゃ…?」と思ってしまったほどです。
「ミックスバスケ【バックドア】」ではほぼ毎週末を中心に、練習試合や交流試合を開催しているそうなので「バスケがしたい!」という方は、“まずは3回”参加してみてはいかがですか?