「ビッグデータ」活用で不妊治療の負担減に期待

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2017年09月14日 07:02  妊活・卵活ニュース

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妊活・卵活ニュース

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1000人の治療データを分析
「IVF大阪クリニック」「IVFなんばクリニック」「HORACグランフロント大阪クリニック」を運営している医療法人三慧会(以下三慧会)と富士通株式会社(以下富士通)が、2017年9月より「不妊治療における効果的な治療を実現する診療支援システムの実証研究」を開始した。

今回の研究では富士通が開発した「不妊症版類似症例検索システム」を使用。三慧会が提供する過去患者約1000名のデータを分析して得られた治療効果予測と治療実績の比較から予測の精度評価を行うことで診療支援システムとしての有効性を検証する。

医師と患者、両方の負担を減らす
不妊治療は、ほかの疾患分野とくらべ歴史が浅いため医師が自身の経験則で最適と考えられる治療法を判断せざるを得ないことが課題となっているが、「不妊症版類似症例検索システム」の治療効果予測によって適切な治療法選択を支援することで治療の回数を減らし、医師と患者両方の負担軽減が期待できる。

「不妊治療における効果的な治療を実現する診療支援システムの実証研究」は、2017年12月まで実施の予定。

(画像は富士通株式会社のプレスリリースより)

(画像はIVFなんばクリニック公式ホームページより)

富士通株式会社のプレスリリース

医療法人三慧会 IVFなんばクリニック公式ホームページ

富士通株式会社

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