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伊丹万作監督ら無名時代の同人誌の世界、若手芸術家作品と融合 愛媛・久万高原町で企画展

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2017年09月14日 09:27  産経新聞

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産経新聞

写真久万美術館の中庭に出現した海野貴彦さんの作品「家」=愛媛県久万高原町
久万美術館の中庭に出現した海野貴彦さんの作品「家」=愛媛県久万高原町

 大正時代、松山出身の映画監督、伊丹万作や俳人の中村草田男、画家の重松鶴之助たちが手がけた同人誌「朱欒(しゅらん)」と、愛媛県ゆかりの若手作家による現代アート作品を紹介する企画展「シュらん2017」が、同県久万(くま)高原町の久万美術館で開かれている。11月23日まで。


 「朱欒」は、近代文化を担った伊丹や中村、重松らがまったく無名だった青春期に絵画や小説、詩歌などを発表した手書きの回覧雑誌。同館は1〜9号の9冊を所蔵している。


 企画展ではこれら9冊のほか、伊丹の油彩画「市河夫妻之像」「櫻狩り」と、若手作家の作品計33点を展示。会場では大正時代と現代の若者の創作エネルギーが時空を超えて共鳴している。


 若手作家は都内から松山市へ移住した海野貴彦さん、松山市出身の西武アキラさん、愛媛県今治市出身の八木良太さんの3人。海野さんは廃材と竹を使い、中庭に実物大の家、櫓、鳥居などを出現させた「家」を発表。西武さんは絵画と文字などを組み合わせた作品を、八木さんは映像、音響、オブジェを組み合わせて芸術空間を表現した作品などを発表している。


 鑑賞した松山市の清水久嗣さん(37)は「パッと見ておもしろい。遊び心があふれ刺激的です」と話した。

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