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北の大地、花咲いたジャズ 「最果ての街が熱くなる」

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2017年09月14日 13:03  朝日新聞デジタル

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朝日新聞デジタル

写真ジャズ喫茶「サテンドール」のマスター・谷内田一哉さん。落ち着いた雰囲気の店内に、ジャズが静かに流れる=北海道根室市大正町1丁目、豊間根功智撮影
ジャズ喫茶「サテンドール」のマスター・谷内田一哉さん。落ち着いた雰囲気の店内に、ジャズが静かに流れる=北海道根室市大正町1丁目、豊間根功智撮影

 オホーツクの風が吹いてくる。北海道の東端にあるJR根室駅。東京から約1600キロ続いた線路もここで途切れる。だが地元のジャズ愛好家でつくる「ネムロ・ホット・ジャズ・クラブ」の事務局長・谷内田(やちだ)一哉さん(79)は言う。「地理的に遠くても、文化の最果てではいけない」


 北方領土の島々を望む根室には戦後米軍が駐留。レコード店が米兵相手にジャズ盤をそろえていたこともあり、市民にジャズが浸透していた。クラブの結成は1965(昭和40)年。会員たちはレコードを一緒に聴いて語り合い、専門誌「スイングジャーナル」の通信欄に毎月のように活動内容を投稿した。


 「熱心なジャズ好きが根室にいる」


 読者の間で評判が広まった。関心を示したのが、海外でも高い評価を得ているベーシスト鈴木勲さん。「そちらに伺ってもいいですよ」と電話。74年5月、レコード店2階の小ホールで開いた第1回演奏会には、定員をはるかに上回る約200人が集まった。


 クラブ活動の根城としてジャズ喫茶「サテンドール」がオープンしたのは78年である。大学時代を東京で過ごし根室に戻ってきた谷内田さんが脱サラをしてマスターになり、81年、駅前に店を移転した。ジャズの優しい音色が約90平方メートルの店内を包み込み、棚には約3千枚のレコードが並ぶ。


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  • 早速夕刊で読みました。一昨年初めて列車で訪れました。根室がジャズの町とは。
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