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暑かった夏も終わり、過ごしやすい9月はお外にお出かけするママも増えてきますよね。
そんな時、保育園に通わせていない子の場合、毎日どのくらい外で遊ばせたらよいのか悩んでしまうママも多いことでしょう。
そこで今回は元保育園園長である筆者が、保育園のカリキュラムを参考に、家庭での外遊びのポイントをお伝えします。
ほとんどの保育園では、雨の日以外ほぼ毎日外遊びや散歩を行っています。
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保育園によって外遊びの長さは様々で、午前も午後も外遊びをしているというところもあれば、午前中に散歩だけというところもあります。
このように外遊びの取り入れ方は園の方針にもよるのですが、重視するポイントは“遊びの中身”だと筆者は考えます。
保育園では保育士が、担当クラスの年齢や発達に合わせた“目的”を考え、外遊びをさせているということです。
自然に触れる、ダイナミックに体を動かす、五感をはぐくむなどをよく目的としますが、何を重視して外遊びをするかは、保育士によって変わります。
しかし、どの保育士も目的を持って外遊びを行うので、子どもたちは豊かな経験を積み重ねていくことができますし、子ども一人ひとりの成長をみることにも繋がるのです。
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(1)外遊びの時間帯は「午前中」がおすすめ
保育園に行っていること、そうでない子の違いの1つが、“朝の活動時間”です。
保育園では、ほとんどの子が8時半頃には登園して遊び始めています。
一方、保育園へ行っていない子の場合、外へ行く時間はその日によって早かったり遅めになったり違うことがほとんどですよね。
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朝起きて太陽を浴びることで、体もしっかりと目が覚めますので、できれば朝は毎日同じ時間に起こし、できるだけ午前中に外へ連れて行ってあげられると“生活リズム”が整いますよ(※1)。
(2)外遊びの時間の長さは体力で見極めて
保育園へ行っていない子どもたちは、どのくらい外で遊ばせれば良いのでしょう? それは子どもの体力などによっても違ってきます。
2歳くらいになると公園でも様々な遊具が使えるようになり、活動の幅も広がります。
ただ、子どもは自分の体力の限界を知らないので、そのまま遊び続けていると疲れてきて注意力が散漫になり、そのうちケガをしてしまうことにもなりかねません。
「疲れてきているかな?」と思ったら、まだ遊びたいと言われても切り上げるようにしましょう。
まずは短い時間、例えば午前中1〜2時間で様子をみて、毎日または2日に1度くらい思いっきり外で遊ぶことを習慣づけると良いでしょう。
(3)眺めるより、一緒に遊ぶのが大切
公園で子どもたちを遊ばせていると、ママがただ砂遊びをしているわが子を眺めている光景を目にすることがあります。
一緒に滑り台を滑ったり追いかけっこをしたり、裸足になって芝生を転がったりしたことはありますか?
子どもはママと一緒に遊びたいと思っています。
そして、ママも子どもと同じ行動をすることで、子どもの気持ちを理解できますし、ただ見守るよりもはるかに楽しめると思いますよ。
いかがでしたか?
外に出て季節感や自然を感じながら、親子で楽しく過ごしてくださいね。
【画像】
※1 そうだ、やっぱり早起き・早寝 – 東京都医師会
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