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子どもって、寝かせなければいつまででも遊ぼうとしますよね。
保育園でも、いざ寝かしつけようとして布団へ入るように促しても、ずっと目を開けて寝ようとしない子もいます。
そこで今回は、保育園で実施している寝かしつけの方法と、なかなか眠らない子への対処法を現役保育士である筆者がお伝えします。
筆者の保育園では、0歳まではそれぞれの子の生活リズムに合わせてお昼寝をしています。1歳を過ぎると、ほとんどの子が同じ時間にお昼寝をしています。
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ただ、保育園でも眠る時間には個人差があり、30分でスッキリと目覚める子もいれば、2時間たっぷり眠る子もいます。眠りにつく時間も、同じように千差万別です。
なかなか眠らない子も布団で横になるように促し、少しでも体を休められるようにと眠りに誘います。
午前中たっぷり遊んだ子どもたちは、お昼寝をしないと夕方には疲れてグッタリしてしまうことがあります。
子どもは寝かさなければ限界まで遊ぶことができてしまうため、大人がお昼寝を挟むことで子どもの状態をコントロールしてあげる必要があると考えます。
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「夜なかなか寝てくれないのですが、どうすればいいですか?」と多くのママから相談を受けます。
布団には入ってくれるものの、ずっと目を開けていていたり歌い出したり、もう少しで寝落ちしそうだと思ったら、自分で身体をバタバタと動かしてわざと寝ないようにしたり……。
早く寝てほしいと思うママにとっては、きっとこの上ないストレスでしょう。
「子どもが絶対に寝る」と噂の絵本を30分延々と読んだにも関わらず、寝なかった時には敗北感すら覚えますよね。
しかし、子どもには“ママの気持ちが伝わっている”とはよく言いますが、早く寝かせたいというママの思いが態度に表れてしまい、それを子どもが察知して不安になり「不安だから寝たくない……!」という思いに繋がってしまうのではないかと筆者は考えます。
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「ずっとそばにいてあげるから、大丈夫よ」と、気持ちに“ゆとり”をもって接してあげることが、子どもに安心感を与え、スムーズな眠りに繋がるのではないでしょうか。
(1)根気強く「トントン」で眠るまでじっと待つ
保育園では、保育士が根気よくトントンしたり、頭や耳を撫でたりと眠るまでじっと待ちます。
眠気が来ていても手足を動かして、必死に寝まいと頑張る時には、手を握って手の甲を優しくなでたり、足をさすってあげたりすると徐々に身体の力が抜けて眠くなっていきます。
(2)絵本ではなく「素話」で眠りを誘う
絵本の読み聞かせは、子どもが絵本に夢中になり過ぎてしまうこともあります。
絵本を読むのではなく、昔話などの“素話(すばなし)”を語ってあげると、子どもは目を閉じて空想しながら心地よい眠りにつくことができるでしょう。
子守唄を歌ってあげるのも良い方法です。ママの優しい声は、子どもに安心感を与えてくれるはずです。
いかがでしたか?
子どもを寝かしつけながら、「一緒に朝まで寝てしまおう」というくらいの気持ちで付き合えば、イライラすることもないかもしれません。
ぜひご紹介した方法を上手く取り入れながら、寝かしつけを行ってみて下さいね。
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