「浮浪雲」44年の連載に幕、ジョージ秋山の“ことば”集めた特集も

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2017年09月20日 00:06  コミックナタリー

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コミックナタリー

「浮浪雲」最終話の扉ページ。
ジョージ秋山「浮浪雲」が、本日9月20日発売のビッグコミックオリジナル19号(小学館)にて最終回を迎えた。

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1973年に同誌にて連載を開始した「浮浪雲」は、幕末の宿場町で問屋を営む主人公を軸に、人生の機微をコミカルかつシニカルに描いた作品。1978年には渡哲也、1990年にはビートたけし主演により2度のテレビドラマ化が展開され、1982年には劇場アニメも公開された。第24回小学館漫画賞では、青年一般部門を受賞している。単行本の最新111巻は9月29日に、最終112巻は2018年1月に発売される予定だ。

今号では完結を記念し、「ジョージの“ことば”」と題した特集を展開。作家の伊集院静、イラストレーターの黒田征太郎からコメントが寄せられているほか、これまでにジョージが残したインタビューなどでの発言、歴代担当編集者がジョージから投げかけられた言葉が掲載されている。また「ジョージ秋山暦」のプレゼント企画も実施された。

なお次号には、10月よりテレビドラマがスタートする井浦秀夫「刑事ゆがみ」が巻頭カラーに登場。ドラマ化を記念し、井浦と演出の西谷弘による対談が掲載される。ドラマは浅野忠信、神木隆之介出演により、10月12日より毎週木曜22時にフジテレビにてオンエア。

ビッグコミックオリジナル編集部コメント
連載完結にあたり、ジョージ秋山氏がコメントすることはありません。44年間、1000回を越える連載、どの一話もいつもの一話で、どの一話も特別な一話。これが最後の一話です。皆さん、見届けてください。

このニュースに関するつぶやき

  • ある時期から主人公の描画が本人の筆によるものではなくなったのは残念だった。
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