リーガ・エスパニョーラ第5節が20日に行われ、レアル・マドリードとベティスが対戦した。
レアルはマルセロが出場停止明け。スペイン・スーパーカップで主審を小突き、5試合の出場停止処分を下されていたクリスティアーノ・ロナウドが今シーズンリーグ戦初先発となった。前線はロナウド、ギャレス・ベイル、イスコの3人が並ぶ。
互いに一進一退の攻防が続く中、前半最大の決定機は42分。ルカ・モドリッチのスルーパスにイスコが反応する。イスコが左足を振り抜くが、GKアントニオ・アダンが至近距離でビッグセーブ。前半はスコアレスで折り返す。
後半開始からレアルが攻め続けるも、なかなかゴールネットを揺らすことができない。67分にはイスコに代えてマルコ・アセンシオがピッチに立つ。さらにボルハ・マジョラルとルーカス・バスケスも投入し、得点を狙いに行く。73分には右サイドからのクロスにベイルがヒールで合わせるも、GKの好セーブとポストに弾かれた。
すると後半アディショナルタイム、ベティスが前掛かりになったレアルの隙を突く。アントニオ・バラガンのクロスにアントニオ・サナブリアが頭で合わせて、ベティスがついに均衡を破る。
試合は0−1で終了。レアル・マドリードは2016年4月30日に開催されたレアル・ソシエダ戦から公式戦73試合連続得点を記録し、サントスが持つ世界記録に並んでいたが、54年ぶりの記録更新とはならなかった。
次節、レアル・マドリードはアウェイでアラベスと、ベティスはホームでレバンテと対戦する。
【スコア】
レアル・マドリード 0−1 ベティス
【得点者】
0−1 90+4分 アントニオ・サナブリア(ベティス)