コンピュータエンターテインメント協会(CESA)と日経BP社による国内最大規模のゲーム展示会「東京ゲームショウ2017(TGS2017)」が、幕張メッセで21日開幕した。前半の21日(木)と22日(金)はビジネスデイ、後半の23日(土)と24日(日)が一般公開日となっている。昨年は歴代最多となる約27万人が来場、今年も同規模の来場者数が見込まれる。
2017年のTGSは「さあ、現実を越えた体験へ。」がテーマ。昨年新設し注目を集めたVRコーナーは、AR(拡張現実)やMR(複合現実)まで出展分野を拡充。さらに、触覚や嗅覚に対応したデバイスも登場するなど、新しいテクノロジーによるこれまでにない驚きを体験することができる。出展社数は609社にのぼり、国内からは昨年よりも20社以上多い過去最多の292社が出展する。
また、プロゲーマー同士が闘いを繰り広げる「e-Sports」は、世界で多くのビッグイベントが開催され、新たなゲームの楽しみ方として定着。日本でもe-Sports関連5団体が統合に向けた取り組みを開始するなど普及に向けた動きが活発化している。TGS2017でも、e-Sportsの楽しさを体感できる大型ステージ「e-Sports X」を設置。「niconico」や「Twitch」を通じて世界に向けてライブ配信を行う。