アキ・カウリスマキ監督の新作『希望のかなた』12月公開 難民の主人公描く

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2017年09月21日 20:11  CINRA.NET

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『希望のかなた』ポスタービジュアル ©SPUTNIK OY, 2017
アキ・カウリスマキ監督の新作映画『希望のかなた』の公開日が12月2日に決定した。

東京・渋谷のユーロスペースほか全国で順次公開される同作は、『第67回ベルリン国際映画祭』監督賞を受賞。内戦が激化するシリアを逃れ、フィンランド・ヘルシンキに流れ着いた難民の青年カーリドが、生き別れの妹を探す中でレストランオーナーのヴィクストロムと出会い、やがて「家族」となった2人に希望の光が差し始める、というあらすじだ。カウリスマキ監督は今年初めに映画制作からの引退を宣言している。

難民申請を却下され、ネオナチからの暴力にさらされるカーリド役にシリア人の俳優シェルワン・ハジ、カーリドに手を差し伸べ、レストランで雇うヴィクストロム役にサカリ・クオスマネンがキャスティング。なお同作は『国連UNHCR 難民映画祭2017』内で10月2日に先行上映される。カーリド役のシェルワン・ハジの来日も予定。詳細は『国連UNHCR 難民映画祭2017』のオフィシャルサイトで確認しよう。
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