西武・野上がプロ9年目で初完封！　4年ぶり10勝到達を快投で飾る

○ 西武 5 − 0 オリックス ●
＜24回戦　メットライフ＞

　西武先発の野上が9回4安打無失点の快投。プロ9年目で初完封勝利をマークし、2013年以来となる2ケタ10勝（10敗）に到達した。

　野上は初回、3者凡退スタート。2回は安打と四球で一死一、二塁のピンチを招いたが、7番T−岡田を中飛、続く大城を一ゴロに打ち取った。3回以降は持ち前のテンポの良さが光り、危なげない投球を披露。オリックス打線に三塁を踏ませず、散発の4安打1四球で初完封を成し遂げた。

　打線は初回、4番山川の右前適時打で先制。5回は1番秋山の適時二塁打で2点目を加え、8回は3番浅村、続く山川の連続適時二塁打で、ダメ押しの3点を加えた。

　西武は前カードのロッテ戦で3連敗を喫したが、この日は投打が噛み合い快勝。連敗を「3」で止め、2位の座をガッチリと守った。