アーセナルに所属するイングランド代表MFジャック・ウィルシャーは、今シーズン終了後にチームを退団する可能性があるようだ。23日付のイギリス紙『ザ・サン』が報じている。
ウィルシャーとアーセナルの契約は今シーズン限りとなっているが、現段階で契約延長の交渉は締結されていない。アーセナル側はウィルシャーとの契約延長に前向きな姿勢のようだが、ウィルシャー本人が新契約に躊躇している模様だ。
同紙によると、ウィルシャーはアーセナルでの将来に疑問を持っているという。ウィルシャーはケガの影響もあってかここ数シーズンは定位置が確保できていない状態が続いており、昨シーズンには出場機会を求めてボーンマスへのレンタル移籍を経験していた。今シーズンもケガで出遅れた影響もあり、ここまでリーグ戦での出場はなく、ヨーロッパリーグ(EL)1試合とカラバオ・カップ(フットボールリーグ・カップ)1試合のみの出場に留まっている。
アーセナルの下部組織出身のウィルシャーは、2008−09シーズンに16歳でトップチームデビューを飾っていた。若くして才能を認められながらも、ケガが多いことから“ガラスの天才”と称されているウィルシャーだが、今シーズン限りでアーセナルを離れることとなるのだろうか。