2期開始・友軍艦隊実装発表もあまり盛り上がらず……いよいよ『艦これ』はオワコンになっているのか

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2017年10月04日 18:02  おたぽる

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おたぽる

『艦隊これくしょん-艦これ-』公式サイトより

 爆発的なヒットとなったブラウザゲーム『艦隊これくしょん-艦これ-』も、試練の秋(とき)を迎えているのだろうか。



 去る9月16日、東京ビッグサイトにて行われた『第肆回「艦これ」観艦式』にて、2018年春に「艦これ2期」が開始されることが発表された。2期の開始にともなって「HTML5移行」と「友軍艦隊」が実装されることも告知されている。



「友軍艦隊」は、ゲームがリリースされて以来、いつになったら実装されるのかとウワサされていた機能である。その内容がどんなものかは、まだ明らかにはなっていない。ただ間違いないのは、運営側は、まだゲームのサービスを継続する意志があるということである。



 実のところ、体感として既に『艦これ』は過去の作品となっているという人も多いのではないだろうか。



 口の悪い人は「艦これはオワコン」という言葉すら使う。そこまでではないにしても、もはや『艦これ』も新規ユーザーを獲得するよりは、現在もゲームをプレイしているユーザーにどこまで続けて遊んでもらうかが焦点になっている。もはや「たられば」にしかならないが、やはりテレビアニメ放送はひとつのターニングポイントであった。作品の問題点を、今さら叩く気はないが、ネットを通じて広まった実態以上の「悪評」によって、新規ユーザーはいよいよ確保できないものになってしまったのだと思う。



 もはや、キャラ重視で話題になるゲームといえばFGO(『Fate/Grand Order』)。『艦これ』の話になると、とにかくみんな冷めている。



「いや〜、もう1年以上ログインしていないですよ」



 だいたい『艦これ』の話題をした時に返ってくる答えはこれだ。むしろ共通する話題はFGOに今月は、いくら課金したかということくらい。



 実際、もはや『艦これ』に注目される要素があるかといえば、思いつかない。海外艦の投入において、連合国艦船が登場した時には注目を集めた。しかし、一方では「いくらなんでも、連合国と一緒には戦えない」と、引退する者もいた。



 ともあれ、どんな手を使ったとしても、登場する艦船の数には限りがある。正直、日本海軍に関していえば、ほぼ出し切った感がある。昨年の追加実装では、太平洋戦争の時点で既に最古級となっていた神風型駆逐艦が投入されたが、この時点でネタ切れ感は疑いようもなかった。



 今後、三笠や松島など日清・日露戦争の時代まで遡るのだろうか。それは、なんとも無理がありそうな選択だ。



 そうした中で、いよいよ2期と共に実装が期待されているのが信濃である。



 信濃といえば、当初は大和型戦艦の三番艦から設計変更され誕生した巨大空母。その恐るべきスペックにもかかわらず、一回も実践に参加することなく瞬く間に撃沈された艦として知られている。もし、この艦が登場するとしても、鳴り物入りというよりは史実とリンクした「艦これ」の末期感を演出することになりそうだ。



 そろそろ「艦これも、いずれはサービス終了する時期が来るのか」と覚悟を決めなければならない時期なのかも。とはいえ、まだ改二となっていない艦娘たち(天龍田とか)が、改二になるまでは、どうにか頑張って欲しい。
(文=是枝了以)


このニュースに関するつぶやき

  • 大丈夫、二次創作(実況動画キャラや薄い本)のネタ的には、後1年以上は持つから(´・ω・`) さて、艦これキャラの面白い実況TRPG動画探すかな…(゜言゜)
    • イイネ!9
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